足元あったか 高機能ルームシューズ

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機能性を重視し、羽毛を使用したもの(右手前)や、特殊な繊維を使用したものなども。色柄は様々

 寒さがいっそう厳しい季節には、部屋の中で履くルームシューズがおすすめだ。フローリングの床でも足元が冷えないよう、暖かさや履き心地にこだわった高機能の商品が増えている。

 京王百貨店新宿店(東京)の生活雑貨売り場には、様々なルームシューズが並ぶ。今の時期には、すっぽりと足を包み込むような暖かいデザインの商品が中心だ。

 同店の室野井喜之さんは「スリッパは、家のインテリアやカーテンに合わせる人が多いが、ルームシューズは、ファッション感覚で部屋着とコーディネートする人が目立つ」と説明する。最近は、機能性を重視した商品が増えたという。

暖かいルームシューズ。部屋着と合うようデザインも豊富だ(京王百貨店新宿店で)=武藤要撮影

ふんわりとした履き心地、足首から包み込む

 アクリル繊維に遠赤外線セラミックを練りこんだ素材を使ったルームシューズ(上の写真、税抜き2800円)は、保温性を高めて、ふんわりとした履き心地に仕上げている。洗濯することもでき、消音効果のある塩化ビニールの靴底は、床を歩いてもパタパタと大きな音が出にくい。カラフルなしま模様で、丈の長いチュニックなどと合わせると似合うという。かかとがなく、脱ぎ履きしやすいのも便利だ。

 より暖かさを重視したい時は、足首から足全体を包み込むタイプが向いている。羽毛入りのルームシューズ(税抜き4200円)は、軽くて保温性も優れている。手洗いも可能だ。

 室野井さんは「暮らしのシーンに合わせて選んで。家族でおそろいを選ぶ人も多いですよ」と話す。

ルームシューズも人気

 履物メーカー「フロンティア」(大阪市)では、合成皮革のルームシューズ(税抜き2700円)が人気だ。日本人の足に合わせた木型を使って製作しており、足にフィットして歩きやすいという。

フロンティアのルームシューズは先端に樹脂シートが入っており、つま先も安心。子ども用サイズ(中央)も

 スリッパのようにさっと履くことができる。衝撃を防ぐため樹脂シートを入れたつま先部分は、かかとより少し高くすることで、つまずきにくくする工夫もしてある。革のような風合いで、余計な装飾を省いたシンプルなデザインなので、性別や年齢を問わず履けるのも特徴だ。

 全8色で、黒や茶など落ち着いた色を選べばスーツにも合うため、事務作業をしている時など職場で履くこともできる。女性にはアイボリーや赤が人気だという。

 同社東京エリアマネジャーの太田花絵さんは「素足で履いても気持ちいいですが、冬は厚手のウールのソックスと合わせるのもかわいい」とすすめている。