お酒にも合う……飲み会のシメにパフェ

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パフェテリア ベル(東京都渋谷区)の「シメパフェ」

フルーツたっぷり さっぱり

 食事や飲み会の後にパフェを食べる「シメパフェ」が広がっている。札幌市が発祥で、フルーツをたくさん使ったり、酒類と合わせたりと、従来のパフェとはひと味違う。

 東京都渋谷区の「パフェテリア ベル」は、本場・札幌から2017年に進出したシメパフェの専門店だ。

 友人と食事帰りに訪れた神奈川県三浦市の会社員女性(25)は「さっぱりしていて食事後でも罪悪感なく食べられる。お酒が得意ではないので2次会は断ることが多いが、パフェだったら大丈夫」と笑顔を見せた。

 同店のパフェは6種類用意され、全て季節限定。食事後に食べるのを想定し、生クリームは使わず、フルーツやジェラートを盛り付けている。価格は1400~1900円(税込み)。店長の河口典剛のりたかさんは「最近では男性客も増えている。お酒とパフェを合わせて楽しむこともできます」と話す。

推進委員会に「ひろめ隊」

 札幌市では15年に「札幌パフェ推進委員会」が発足し、会員店舗は当初の7店から24店に増えた。百貨店の物産展などを通じて知名度は全国区になりつつあり、提供店舗も各地に広がっている。

 静岡市では17年7月に「静岡シメパフェひろめ隊」が発足。17店舗で提供されている。大阪市の「カフェ アンノン」でも、梅酒や日本酒などを使ったシメパフェが提供されている。

 飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」が5月に20~60代の男女約2200人に行った調査では、シメパフェが「どういうものか知っている」「聞いたことがある」を合わせると41%にのぼった。知っている人の25%は、食べたことがあると答えた。

 調査を担当した康松美沙さんは「シメパフェは見た目が美しく、写真映えすることも人気の要因。甘さが控えめでさっぱりした味わいなので、さらに幅広く受け入れられていくのではないか」とみている。

 シメパフェは、自宅でも作ることができる。食品メーカー「フジッコ」で商品開発を担当する林原小織さんに作り方を教えてもらった。フルーツがなくても、市販のゼリーを使えば、手軽にさっぱり味のパフェを作れるという。

【材料と作り方】(1人分)

■グラスアップルパイ

 クッキー2枚/ゼリー(アップルマンゴー味)大さじ2杯/バニラアイスクリーム大さじ2杯/ミント適量

《1》クッキー1枚を砕いてグラスに入れ、ゼリー半量、もう1枚のクッキーを重ねる。

《2》〈1〉にアイス半量、残りのゼリー、残りのアイスを重ね、ミントを添える。

■ピーチメルバ

 バニラアイスクリーム大さじ2杯/ミックスベリー(冷凍)大さじ1杯/ゼリー(白桃味)大さじ2杯/クラッシュアーモンド適量

《1》グラスにアイスを入れ、上にミックスベリーをのせる。

《2》〈1〉にゼリーを重ね、アーモンドをふる。