共働きに「時短家電」家事のシェアに便利

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外出先から操作・大容量

 共働き世帯を中心に、家事を効率的にこなすため夫婦で分担したり、時短に役立つ家電製品を使ったりする家庭が増えている。家事のシェアに役立つ家電製品やグッズを紹介する。

 内閣府の男女共同参画白書(2016年版)によると、1997年以降、共働きの世帯数が専業主婦がいる世帯数を上回っている。2015年には共働き世帯が1114万世帯に達し、今後も増えると予想されている。

 パナソニックが30、40代の夫婦を対象に17年に実施した調査では、日々の生活で「もっと時間的なゆとりが欲しい」という夫婦は夫、妻ともに9割を超えた。減らしたい時間は「片付け」が1位で、「掃除」(2位)、「洗濯」(3位)が続く。こうしたニーズもあり、家事の効率化に役立つ製品が続々登場している。

 パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機「NP―TH1」は従来の同種の製品よりも庫内の容量を増やし、カゴに食器や調理器具を入れやすくした。また、食べかすをためるフィルターの形状を見直し、これまで毎回必要だったフィルターの手入れを週1回程度で済むようにした。

 ななめドラム洗濯乾燥機「NA―VX9800」は洗濯物の量や運転コースに応じて液体洗剤や柔軟剤を自動投入する。洗濯のたびに洗剤などをはかって投入する手間と時間が省ける。さらに専用アプリを使えば、スマートフォンを使って運転の予約などができる。複数のスマホによる操作も可能だ。

 日立アプライアンスのロボット掃除機「ミニマル」も、スマホで外出先から操作や掃除の予約などができる。最大5台のスマホから1台のミニマルを操作できる。普段は掃除を担当している妻が仕事で忙しい時や来客などの際に夫が代わりに操作する、といったケースを想定している。

 「R―HW60J」は週末のまとめ買いに役立つ大容量の冷蔵庫だ。本体の幅は68・5センチながら庫内は602リットルの容積を確保し、スペースが限られるキッチンにも設置できる。湿度を保ちながら通常より低い温度(2度)に保つ「うるおい低温冷蔵」機能で、料理や総菜の鮮度を維持する。

分担状況 夫婦で共有

 家事を分担して円滑にこなす情報共有に役立つアプリなどもある。

 「JUBILEE WORKS(ジュビリーワークス)」の「TimeTree(タイムツリー)」はカレンダーを共有できるアプリだ。夫婦がお互いに「家事の分担」や「お願い」などを書き込める。アンドロイドのスマホでもiPhoneでも使える。

 ナカバヤシの「家事シェアノート」は、家事の項目別の所要時間や負担感をポイント化してリストにまとめ、毎月の家事の分担状況を夫婦で共有できる。4か月分のページがあり、各月で算出したポイントを夫婦で確認することで、家事の協力や改善を図るのに役立つという。(読売新聞)