豪雨災害 今私たちにできること

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 甚大な被害が出ている「平成30年7月豪雨」のニュースに接し、被災地や被災者の力になりたいと考えている人も多いでしょう。被災地では懸命の救助活動が続いています。手助けをしたいからといって、状況を把握しないまま行動をして迷惑をかけては本末転倒です。今できることは何か、専門家に聞きました。

ボランティア・支援物資は状況を確認してから

 被災自治体の中には、個人の救援物資を受け付けていないことや、路上にたくさんの支援物資が置かれていて通行の妨げになっていることなどをツイッターで伝えているケースがありました。

 全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センターの高橋良太所長は「被災の規模からすると、ボランティアに行くにしても、もう少し状況をよく見て少し落ち着いたところで手助けに行くのがいいでしょう」と言います。

 「交通網が寸断されていて被災地では渋滞もひどいようなので、遠方から車でボランティアや物資を届けに行くことは、緊急車両の通行などの妨げにもなりかねません。支援物資についても、不要なものを送ってもゴミになってしまいます。個人的な知り合いに直接送るのでなければ、自治体などの物資の受け付け情報を確認してから送るようにしてください」と話しています。

ボランティアの心得

 災害ボランティアの情報は、全国社会福祉協議会のホームページに「被災地支援・災害ボランティア情報」 があり、随時更新されていて参考になります。ボランティアをするときの注意事項 も目を通しておくといいでしょう。

 「水害の場合、ボランティア活動は粉じんが舞ったり泥で汚れたりすることが多いので、服装はよく考えて。飲み物、食べ物は自分で用意するのが基本です。遠方からのボランティアは宿泊場所の確保も自分ですべきです」と高橋所長は話しています。

今すぐできること

  被災者に対して、すぐにできることは義援金や支援金を寄付することでしょう。中央共同募金会は10日から、被災者に届けられる「義援金」とボランティアの活動資金などに充てる「支援金」の受け付けを始めました。詳細はこちら 。

 日本赤十字社も10日から義援金の受け付けを始めています。詳細はこちら

(読売新聞メディア局編集部 小坂佳子)