危ない!傘の「横持ち」にイラッ、安全な持ち方は?

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画像はイメージです

 ジメジメしてうっとうしい雨の日、悩ましい問題が「傘」の持ち方です。混雑した階段で、長い傘を水平に持ったり、先端を斜め後ろに向けたりして歩く人がいます。そんな持ち方は「傘が目に当たりそうで怖い」と、掲示板サイト「発言小町」に投稿がありました。

 東京都心で働く投稿主の「天然水」さんは、「人、人、人の流れの中で駅の階段を登る時など、傘を真横や斜めに持っている人が気になります。さらにブンブンとスイングされると、当たらない様にこちらが気をつけなければいけません。濡れたら不快だし、何しろ危ないし、雨が続くこの時期は悩ましいです」と、訴えます。

危うきに近寄らず・・・

 階段などで、長い傘の先端が目に当たりそうになって、怖い経験をした人も多いのではないでしょうか? 発言小町でも「斜め持ちの人には近づかない。顔にささりそうになったことあります。力いっぱいはたきました。自衛しかないです」(ハンドルネーム「あん」さん)という声や、「そういう時は(自分の)かばんを軽く傘に当てます。大抵『すみません』と言って持ち替えますよ」(「山椒」さん)と、危険を「学習」してもらうという意見もありました。

長傘を横に持って歩くと、先端(石突き)が人に当たりそうで危険です

 また、「花火の季節」さんは、「駅員さんが『閉じた傘はまっすぐお持ちください』とかってアナウンスしてくれたら少しは減るかなー」と提案。「ぷー」さんは、「ラッシュ時にそういう人を見かけると注意」しているそうですが、「当たって濡れるのも仕方ない…注意する方が怖い…黙って我慢しよう…と言った感じの人ばかり」と、半ばあきらめた様子です。
 インターネット調査会社の「インターワイヤード株式会社」(東京都品川区)が自社の運営するネットリサーチ・DIMSDRIVEでまとめた「傘に関するアンケート」(n=3600人)によると、よく使う傘のタイプは長傘が75.7%で、折りたたみ傘は58.2%。特に男性は「傘の大きさ」を重視して商品を選ぶ傾向があるそうです。大きな傘ほど、持ち歩きにくく、地面に届かないよう、横持ち、または斜め持ちする人が多いのではと思われます。

 同じアンケートで「公共交通機関などでの濡れた傘の持ち方」を尋ねたところ、「長傘の留め具(ボタンやマジックテープ)で閉じて持つ」が最も多く44.6%、次いで「店頭などに設置される傘用ビニール袋に入れている」が36.5%、「折りたたみ傘をたたんだり、カバンに入れたりしている」23.3%という結果でした。

なるべく自分のスペースを広げない

 洋傘製造者の団体「日本洋傘振興協議会(JUPA)」に安全な傘の持ち方について尋ねてみました。事務局の田中正浩さんによると、JUPAにも「横持ちで歩く人がいて危ない」といった声が寄せられることがあり、マナーについて考えさせられるとのこと。とはいえ、傘の持ち方について特に決まった形はないそうです。強いてあげるならば、

 ・基本的には、手元(U字のハンドル)を持ち、傘の先端(「石突き」と呼ぶそうです)が地面(床面)方向に向かうように持つ。

写真=日本洋傘振興協議会提供

 ・この際には(画像1)手元の端を自分に向けて持つようにすると傘の先端が自分の足元に近づき、かつ持っているときの重量バランスがよく、持ちやすく感じるそう。反対に持つと(画像2)駅の階段などを昇るときに、石突きが階段にコツコツと当たりやすくなる。

 田中さんは、「なるべく自分のスペースを広げない」という視点でマナーを考えるようにしているそうです。傘を横に構えたり、斜めに持ったりすると、スペースを広げて他人に迷惑をかけてしまいますし、濡れた傘をつり革にかけると水滴が回りに広がってしまいます。「周囲に気づかいや配慮ができる人は、トラブルを回避するという点で危機管理ができる人と見ることができます」とのこと。

 傘の持ち方一つで人柄まで見えてしまうのかもしれませんね。ただでさえ梅雨はイライラとストレスがたまる季節。みなさんのスカッと解決するアイデアをお寄せください。(メディア局編集部・遠山留美)

【紹介したトピはこちら】傘の横持ち斜め持ち

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