「日本ワイン」を楽しむ方法9選

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写真はイメージです

 国産のブドウのみを使った「日本ワイン」が好調です。各地のワイナリー(ワイン醸造所)では見学ツアーや、飲み比べができるイベントも開かれているので、楽しみながら自分好みの1本を見つけるきっかけにしてみるのはどうでしょうか。

国産ブドウ100%

 原料に国産のブドウを100%使った日本ワインは、「国産ワイン」のように海外から輸入したブドウ果汁は使っていません。国内でもワイン専用のブドウ栽培が広がるとともに、品質も向上していることからブームを迎えています。

 国税庁によると、2016年度の出荷量は15年度比5.2%増の約1万6000キロ・リットル。キリングループのメルシャンが今春実施した調査では、約7割が直近1年間で日本ワインを飲んだ経験がある。その魅力としては「安全・安心」(65.2%)、「親しみを感じる」(47.0%)、「産地を応援できる」(40.3%)などが目立ちます。

ワイナリー見学では、生産者が日本ワインの製造工程について説明してくれる(山梨県甲州市のグランポレール勝沼ワイナリーで)

 ワイナリーを訪ねるのも楽しめるポイント。メルシャンやサッポロビール、アサヒビール、サントリーワインインターナショナルなどが見学ツアーを主催しています。生産現場で説明を聞きながら気になる銘柄を試飲できるほか、ブドウ畑や貯蔵庫を見て回れます。ワインに合う軽食を楽しめる所も。

 愛媛県大洲市の企業組合内子ワイナリーは地元食材のバーベキューを食べながらワインが飲めるツアーを始めました。日本ワインが食事に合うことをアピールしています。白百合醸造(山梨県甲州市)では、収穫期にブドウを足で踏んで細かくする作業も体験できます。「楽しみながらワインへの興味を深めてほしい」(同社)との試みだそうです。

飲み比べイベントも

 日本ワインを体験できるイベントも各地で開かれています。4月13~14日に日比谷公園(東京都千代田区)で開かれた「日本ワインMATSURI祭」には56のワイナリーが約180種のワインを出展。約9200人が来場しました。

 こうしたイベントは各地で開催予定です。5月26~27日には岩手県花巻市で、北海道や関東などから38のワイナリーが出展する飲み比べイベントが開かれます。また、6月9日には京都市の京都ガーデンパレス内のカフェレストランで、ソムリエに味を解説してもらいながら日本ワインを楽しむ会が開かます。

 開催は今回が初めてで、担当者は「好評であれば、2回目以降の開催も検討したい」と期待を込めていました。