マタニティーヌードを撮る理由

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「ゼクシィBaby 妊婦のための本」より

 ぽっこりふくらんだおなか、少し濃くなった産毛……。今月24日に発行されたフリーペーパー「ゼクシィBaby 妊婦のための本」(リクルートマーケティングパートナーズ)には、全9ページにわたって、5人の妊婦のマタニティーヌードが掲載されています。なぜ、マタニティーヌードを撮るのか、撮られるのか、その気持ちを聞きました。

妊娠による体の変化

「ゼクシィBaby 妊婦のための本」より

 撮影をしたのは、「寝起き女子」(宝島社)や「脱いでみた。」(ワニブックス)などで、注目を集める写真家の花盛友里さん。
 「妊婦のための本」編集長の尾花晶さんが、一般女性もモデルを務める花盛さんの写真を見て、女性のありのままの美しさを収めた作品が心に残り、撮影を依頼したそうです。「妊婦さんの体はとても神秘的。その変化や戸惑いを花盛さんに写真で表現してもらえたらと思いました」と振り返ります。

 少し恥ずかしかったけれど

「ゼクシィBaby 妊婦のための本」より

 掲載されたマタニティーヌードは、妊婦の自宅などで撮影されたもの。ふんわりとした柔らかで温かな雰囲気の写真に仕上がっています。
モデルを務めたのは、編集部が声をかけた一般女性。撮影の感想を尋ねたところ、「最初はちょっと恥ずかしかったけれど、子供と文字通り『一心同体』なのもあとわずかだったので撮ってもらいたかった」「自分自身が知らなかった女性らしい部分を発見できた」とコメントしています。

撮影する文化、広まってほしい

尾花晶編集長(左)と花盛友里さん

  撮影した花盛さんは、自身が妊娠した時の体の変化に戸惑ったそうです。「おっぱいが大きくなったり、毛が濃くなったり、歯茎から血が出たり。あまり自分の体が好きになれなかった。だからキレイに撮ってあげて、撮られた人が自分のことを肯定出来たらいいなって思って」。自身のマタニティーヌードは積極的に撮らなかったそうですが、「写真を残しておけばよかったと少し後悔しているので、妊娠中の体を撮影する文化が広まってくれたらうれしいですね」と話していました。

 おなかの赤ちゃんと過ごせるわずかな時間。あなたはマタニティーヌードを撮りますか?