おうちでハロウィーン、どう過ごす?

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赤ちゃんに寝相アート 親子でメイク

 今月31日は「ハロウィーン」。近年は自宅で楽しむための商品が充実してきた。日本では仮装して街に繰り出す若者たちが毎年話題になるが、家庭のイベントとしても定着しつつあるようだ。

 東京都の女性会社員(28)は、自宅でのハロウィーンイベントを計画中だ。5か月の長男のためにカボチャを使った離乳食を用意したり、ハロウィーンカラーのオレンジ色の小物などを使って写真を撮ったりする予定。「息子にとって初めてのハロウィーン。思い出に残る内容にしたい」と話す。

 インターネット通販の楽天市場は今年、「おうちハロウィーン」と銘打ち、自宅で楽しむためのグッズを充実させた。カボチャをモチーフにしたリースやタペストリーなど部屋を装飾する商品の取り扱いを増やした。

楽天市場の「寝相アートセット」

 乳幼児向けのオリジナル商品「寝相アートセット」(税抜き5000円)は、三日月模様のガーゼケットとコウモリやカボチャなどの飾りが入っている。ガーゼケットの上に子どもを寝かせ、その周りに飾りを配置、真上から撮影すればハロウィーンらしい写真になる。開発した楽天(東京)の丸山真美子さんは「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)向けのかわいい出来栄えになると好評です」と話す。

 日本記念日協会によると、2017年のハロウィーン市場は推計約1305億円。13年から1000億円を超えている。担当者は「ホームパーティー用グッズやファミリーレストランの関連メニューなどが増えている」と話す。

多彩なボディーシールやネイルシール

 東急ハンズ(東京)は、親子で気軽に仮装を楽しんでもらおうと、ボディーシールやネイルシール約100種類、メイク用品約150種類をそろえた。簡単に変身でき、こちらも「SNS映え」する商品だ。

 同社オリジナルのボディーシール(同580円)はチョウやコウモリなどがモチーフで羽の部分が立体的。メイク用のハート形のスタンプがセットになったアイライナー(同1400円)やフェースペイント用のクレヨン(同450円)など子どもが扱いやすい商品もある。

SNS映えする親子の思い出

 大人の男性向けに、さりげなくハロウィーン気分を演出できるアクセサリーも登場している。松屋銀座(東京)では、男性のジャケットの襟を飾るハロウィーン仕様のバッジ(同2000円)が人気だ。18種類ありカボチャや魔女などかわいらしいデザイン。

カボチャや魔女をモチーフにしたバッジ

 博報堂生活総合研究所の主席研究員、夏山明美さんは「スマートフォンやSNSの普及でハロウィーンを楽しむ文化が拡散し、幅広い世代が楽しむようになった。親子で仲良く仮装を楽しめる要素も家庭に浸透してきた理由では」と話す。

(野倉早奈恵)