赤ちゃん寝つくゆりかごイスの最新型は?

写真はイメージです

 赤ちゃんを乗せるゆりかごのようなイス「ベビーラック」や「バウンサー」。ゆらゆら揺れることで入眠を促したり、泣いているときにあやしたり。子育ての味方になってくれる最新型の製品を紹介したい。

リクライニング式のゆりかご「ベビーラック」

 ベビーラックは赤ちゃんを一時的に寝かしておく、いわばリクライニング式のゆりかご。自動で振動するタイプと、手や足を使って動かすものがある。

 ベビー用品店「赤ちゃん本舗」が、今年実施した顧客調査によると、ベビーラックを「購入したことがある」と回答した人は67%で、そのうち7割が使用感に「満足」だった。「寝かしつけ」「泣きやませ」以外に、離乳食を食べさせるときのイスとしてなど、幅広く使われている。

 5月発売のコンビ「コンビ ホワイトレーベル ネムリラ AUTO SWING BEDi おやすみドーム EG」(税込み希望小売価格6万480円)は、赤ちゃんにとって快適な睡眠環境を整えるために、新生児科の医師と共同開発した。

 新生児集中治療室(NICU)の室内は、就寝時と活動時で明るさに変化をつけることが良いとされる。そこからヒントを得て、赤ちゃんの身体をすっぽり包み込める大きなサイズのホロをゆりかご上部に設置。一般家庭の部屋では、赤ちゃんを横にしたときに照明の明かりが目に直接入ってしまい、寝付くには明るすぎる。ホロを使うことで、入眠に理想的な暗さを保つことが出来るという。15分間は母親の心拍数に近い周期で振動し、さらに寝心地のよい環境を作る。

 7月発売のアップリカ・チルドレンズプロダクツ「ユラリズム オート プレミアム プラス」(同7万5600円)は、ホロと蚊などの侵入を防ぐ蚊帳がついている。デング熱などを媒介する蚊を寄せ付けないことにこだわった。開発担当者が蚊の幼虫を捕獲して成虫に育てて、通り抜けることができない蚊帳の目の大きさを研究したという。自動でスイングし、リズムも調節できる。

揺れるイス「バウンサー」、スマホで遠隔操作も

 バウンサーと呼ばれるイスも人気を集める。

 ベビービョルンの「バウンサーBliss(ブリス)」(同2万520円)は手動のバウンサー。親が動かすだけでなく、赤ちゃんが自分自身でイスを揺らすことを覚え、楽しく遊べる。電動に比べると軽いので持ち運びやすい。料理をするときはキッチン、お風呂の時はバスルームなど、赤ちゃんを目の届く範囲に置きやすく、帰省や旅行時にも持って行ける。バウンサーでは最初に「安全商品(SG)マーク」の認定も受けた。

 10月発売予定の4moms(フォーマムズ)「mamaRoo(ママルー)4.0」(同4万6440円)は電動型で、揺れ方は5種類から選べる。S字形や円形など、親が実際に赤ちゃんをあやすときの動きを参考にした。スマートフォンで遠隔操作できるので、手が離せないときでも使いやすい。

長時間乗せない

 便利なベビーラックやバウンサーだが、赤ちゃんが思わぬ動きをして落下したりケガをしたりしないように、使用方法には十分気をつけたい。

 SG制度を運営する一般財団法人・製品安全協会の乳幼児用品担当者は、注意すべきこととして〈1〉保護者の目の届く範囲で使用し、長時間乗せっぱなしにしない〈2〉夜間就寝用のベッドとしては使用しない〈3〉揺らすときはベルトを装着する〈4〉傾斜や段差のある場所、高いところでは使用しない――ことを挙げている。(野口季瑛)