渋谷ヒカリエ「進化系フード」の新店オープン

 東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」で、東急百貨店が運営するショッピングエリア「ShinQs(シンクス)」。そのフードフロアが今月リニューアルし、新店舗がオープンしました。開業5周年を迎えたシンクスは、大人の女性をターゲットにした戦略を打ち出し、オープン時から人気を集めています。今回は、昨秋に続く大規模リニューアル。進化を続けるフードフロアの様子を紹介します。

健康志向のミニチュアサイズハンバーガー

 今回、オープン・リニューアルした14店舗のうち、特に注目されるのは、日本初出店の2店です。

片手でも食べられる「ワンハンドバーガー」

 アメリカンフードのお店「T・HOT(POWER DINER22)」は、自家農園野菜などを使った「健康ファストフード」が売り。ミニチュアサイズのバーガー(486円~=税込み)は片手で食べられるサイズで、ちょっとおなかが空いた時につまむのにぴったりです。

ビーフとビーツの煮込み粥

 フランス語で「4月のカツオ」を意味する店名の「ボニー・ダヴリール」は、「フレンチ」と「カツオ節」を組み合わせた丼のお店です。ご飯、豆腐、おかゆのなかから一つ選び、その上に載せる具材はお好みで選べます。牛肉や赤い根菜「ビーツ」などを使った「ビーフとビーツの煮込みがゆ」(799円=同)は、彩りがとても鮮やか。ビーフのコクにカツオだしの風味が広がり、味わい深く仕上がっています。

写真映えする商品を充実

 今回のリニューアルのコンセプトは「Food Innovation・進化系フード」。定番商品をより進化させているのが特徴です。

イギリスの伝統菓子「ファッジ」を色鮮やかな虹色で彩った「What’s the Fudge?」

 とりわけ力を入れているのは、写真映えする商品の充実。近年、フードフロアのイートインスペースでは、購入した商品を食べる前に撮影する人の姿がよく見られます。こうしたニーズに応えるべく、洋菓子店「MONARCH of LONDON」では、イギリスの伝統菓子「ファッジ」を色鮮やかな虹色で彩った「What’s the Fudge?」(1299円=同)をシンクス限定で発売。あまりのかわいさに、思わずカメラのレンズを向けたくなります。

「POTASTA」のサンドイッチは彩り鮮やか

 おなじみのサンドイッチも進化しています。「POTASTA」のサンドイッチ(501円~=同)には野菜がたくさん詰め込まれ、まるで野菜のブーケのようです。「野菜本来のおいしさを伝えたい」という思いで作られたサンドイッチは、ボリューム満点で新鮮。ヘルシー志向の高まりにも応えてくれます。

新しいものとの出会い、発見する楽しさ

ヒカリエ(左)の向かいでは、商業ビルの建設が進んでいる

 「今回のリニューアルは、シンクスがオープン当初に掲げていたテーマ『新しいものとの出会い、発見する楽しさを知ってもらう』という原点回帰に重きを置きました」と説明するのは、東急百貨店シンクス営業統括部長の宮本拓郎さん。「新しい商業ビルが作られる中、シンクスのブランドイメージを確立し、地盤を固めたい」と話していました。

 日々進化を続けている渋谷。新しくなったフードフロアを歩けば、その姿を実感できるはずです。