「家族で夕食2日以下」が37%、時間差ごはんを乗り切るコツ

 既婚女性の3人に1人が、「家族そろって夕食をとるのは週2日以下」と回答したという調査結果を、ベターホーム協会(東京)が発表した。別に食べる家族の分も手作りしている人が多いが、「作りおきなので味が落ちてしまう」との悩みもある。

 調査は6月、インターネットで実施し、20~60代の既婚女性8658人が回答した。

 家族そろって夕食を取る頻度が「週1、2日」という人は24%。「週1日未満」(7%)、「毎日別々」(6%)を合わせると37%にのぼる。

 別に食べる家族の夕食も手作りしている人が92%で、そのうち6割近くが夕食作りに何らかの悩みを抱えていた。

 一緒に食べない家族は夫(80%)が最多。その理由(複数回答)は「夫が仕事で帰りが遅い」が92%で、「自分と子どもが早めの時間に食べる」(15%)、「自分が仕事で帰りが遅い」(4%)を引き離した。

 76%の女性が作りおきを温め直しているが、「できたてより味が落ちる」と悩む人が65%。「いためものは時間がたつとベチャッとする」「揚げ物は揚げたてがおいしいが、2度に分けて揚げるのが面倒」といった声も寄せられた。

 同協会では、家族がそろわないご飯を「時間差ごはん」と呼び、悩みを解決する料理の工夫と、おいしく食べられるレシピ61品を冊子「時間差ごはん読本」にまとめた。

さけのチャンチャン蒸しは、みそとみりんで作ったたれをかけて、レンジで加熱

 例えば、時間がたつと水っぽくなる「肉野菜いため」。野菜を電子レンジで加熱して、水気を切ってからいためると、しゃきしゃき感をキープできるという。冷めるとぱさつく肉や魚は、かたくり粉などをまぶしてやくと、やわらかさを保てるそうだ。

 また、冷蔵庫からすぐ食卓に出せる「冷やしてもおいしいおかず」(冷しゃぶサラダなど)や、材料を器にセットしておき、食べる時に電子レンジで加熱する「レンジでチンで、作りたておかず」(サケのチャンチャン蒸しなど)なら、手間もかからず楽ちんだ。小鍋にあらかじめ材料をセットして冷蔵庫に入れておき、食べる時にさっと温めるだけにしておけば、一つの鍋で肉や魚と野菜をとることができ、洗い物も減らすことができる。

さば缶の塩レモン鍋。さっと温めるだけでOK

 「時間差ごはん読本」は、602円税抜き。問い合わせは、ベターホーム協会(03・3407・0471)へ。