市販品に一手間、もてなし用アレンジレシピ

ゼリー炭酸割り コーヒーにオレンジ

 コンビニやスーパーでおなじみの商品も一手間加えれば、おしゃれなドリンクやシャーベットに変身する。ホームパーティーのもてなしに悩んだら、メーカーが提供するアレンジレシピを参考にしてはどうだろう。

 フジッコがこの夏提案したのは、同社のフルーツ入りゼリー「フルーツセラピー」(税込み希望小売価格172円)を使った「セラピーフロート ドリンク」=写真〈1〉=。容器ごと10回ほど振ってゼリーを崩してグラスに入れ、冷たい炭酸水や紅茶などを注いでまぜるだけ。ゼリーとドリンクの割合は1対1がいいという。ドリンクの中にゼリーとフルーツが透けて見え、涼しげな一杯に仕上がる。ジンやラム酒などと合わせ、カクテル風にしてもいい。「柔らかいゼリーなので、ドリンクにしても楽しめます。ママ会、女子会などのホームパーティーで注目されるのでは」(広報担当者)と勧める。

写真〈1〉 フジッコの「フルーツセラピー バレンシアオレンジ」(右)と炭酸水を合わせた「セラピーフロート ドリンク」(左)

 自宅で人をもてなす機会は増えているようだ。一般社団法人「日本ホームパーティー協会」が今年5月に行った調査では、ホームパーティーが好きな人の約60%が「参加する回数が昨年より増えた」と回答しており、参加する頻度は「月に1回程度」が20%で最も多い。

 同協会は「お金をかけなくても楽しめる。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発展もホームパーティー人気を後押ししている」と説明する。

氷菓でポンチ

 食品メーカーのサイトでもホームパーティー向きのアレンジレシピをよく見かけるようになった。

 森永製菓が、氷菓「アイスボックス」(同108円)のサイトで紹介しているのは、フルーツの缶詰と炭酸水に氷菓「アイスボックス グレープフルーツ」を加えた「ひえひえフルーツポンチ」=写真〈2〉=。部活帰りの高校生がかじっているイメージが強いアイスボックスも、アレンジ次第では大人も楽しめるパーティーメニューになる。同サイトでは他にも、ビールや赤ワインと組み合わせたメニューも提案している。

写真〈2〉 森永製菓の「アイスボックス グレープフルーツ」と炭酸水、フルーツ缶詰などを合わせた「ひえひえフルーツポンチ」

 味の素AGFが勧めるのは、お湯ではなく水で抽出する水出しコーヒーに、スライスしたオレンジやグレープフルーツを4~8時間漬け込んだ「トロピカフェ」=写真〈3〉=。コーヒーとフルーツの組み合わせは意外だが、2月に発売した「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢ぜいたく珈琲コーヒー店〉レギュラー・コーヒー 喫茶店の水出しコーヒー」(税込み想定価格500円前後、4袋入り)はすっきりまろやかな味わいで、かんきつ類の酸味や甘味と相性がいい。「新たなコーヒーの味わい方を知ってほしい」(広報担当者)という。

写真〈3〉 水出しコーヒーにスライスしたオレンジを漬け込んだ「トロピカフェ」

  アサヒ飲料は、「カルピス」(税込み希望小売価格497円、470ミリ・リットル)と牛乳、フルーツをフリーザーバッグに入れて冷凍庫で3~4時間凍らせた「『カルピス』のもみもみシャーベット」=写真〈4〉=を勧める。バッグの上から手でもんで崩して盛りつける。SNSに載せたくなる、かわいらしい一皿に仕上がる。(宮木優美)

写真〈4〉 「カルピス」と牛乳、フルーツを合わせて凍らせたものをほぐした「『カルピス』のもみもみシャーベット」