新幹線の座席コンセント、「使用権」は誰のもの?

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 旅行や帰省で長距離の移動をする機会が多い季節。携帯電話やパソコンなどの電池の残量が少なくなると困ります。充電切れを防ぐため、新幹線でわざわざコンセントのそばの窓際席を予約したのに、隣席の子どもに先を越されて使われてしまったという人が「新幹線のコンセントは誰のもの?」と掲示板サイト「発言小町」で問いかけました。

 投稿主の「shoko」さんが、座席に着こうとすると、3列席の中央の座席の子どもがスマートフォンでゲームをするために、コンセントを使用中。「充電が切れそうなので仕方なく」というふうでもなく、足元をコードが横切っている状態に、「使用権は窓際の席の人ではないでしょうか?」と投稿しています。「ガマンしていたのですが、親も注意せず、やめてくれる様子がないので、『私がコンセントを使いたいんですけど』と、“使用権”を主張してもよいでしょうか」と尋ねました。

 発言小町では、「お互いの幸せのため、あらかじめ二つ口、三つ口のコンセントを持ち歩きましょう」という意見が多く寄せられました。

 一方で「『次に使わせてほしい』と言ってよい」「グリーン車に乗れば?」「そもそも使用権はあなたにはない」や「早い者勝ち」という意見もありました。

  実際はどちらなのでしょうか。JR東日本の広報担当によれば、全席にモバイル用電源を配備した車両が増えてきたとはいえ、普通車の一部車両では限られた数のコンセントしかないそうです。「E7系/W7系とE5系の一部の新型車両の新幹線には全席の背もたれにモバイル用電源が設置されています。それ以外の一部の車両の普通車には、窓側席と最前部・最後部の座席に、モバイル用コンセントを設置しています」。では、使用権は誰に?「使用権は特にありません。お客さま同士、譲り合ってお使いください」という回答でした。

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 二つ口、三つ口のコンセントを持参して、使うことについては、「使用可能ですが、100ボルト(2アンペア)まで。停電または、電圧の変動がありますので、お客さまのご判断でご使用ください」とのこと。ただし、使用できる電源容量には限りがあり、複数の機器を同時に差し込むためのものではなさそうです。

 今回のケースでは、やんわりと角が立たぬよう、子どもの親に申し出れば、快く電源を譲ってくれたかもしれません。お互いに譲り合い、気持ちよく旅行を楽しみたいものです。

(メディア局編集部・遠山留美)

■紹介した発言小町のトピはこちら→ 新幹線のコンセントは誰のもの?
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