「管理職になりたい」に男女差、女性は入社2年目に志向低下

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国立女性教育会館が調査

 女性社員が管理職を志向する割合は入社2年目で大きく低下する――。

 独立行政法人・国立女性教育会館(埼玉)がそんな調査結果を発表した。協力企業の2015年の新入社員を対象に、15、16年と継続して聞いた。
 両年とも回答した女性286人のうち、1年目に「管理職になりたい」と答えた人は185人(65%)いたが、2年目にはこのうち59人が「なりたくない」に変化した。入社2年目に管理職志向を持っている女性は、「なし」から「あり」に変わった13人を含めても、計139人(49%)にとどまった。
 男性の「管理職志向あり」は1年目は94%に上った。職場の実情がわかってくる2年目も86%と高い。
 2年目に管理職志向を失った女性に理由(複数回答)を尋ねると、「仕事と家庭の両立が困難になる」を挙げる人が64%で最多。次いで「自分には能力がないから」「責任が重くなるから」が挙がった。同会館の調査担当者は「職場の現実を見て自信を失っているのではないか」とみている。