手織りパッチワーク 一点ものの布バッグ

川島蓉子さんのごほうび

「ドーサ ルナバッグ」4万2120円(税込み)

 布のバッグは重宝するのでよく使う。長年愛用しているのが、「ドーサ」というブランドの「ルナバッグ」。最初は派手過ぎると思ったものの、肩にかけてみるとよく似合う。その日の装いになじみながら、程よいアクセントになってくれる。このバッグは、東京・原宿にある「QUICO(キコ)」という店で手に入れたものだ。

 服をはじめ、器、インテリア雑貨、家具まで、暮らしにまつわる幅広いアイテムを扱っているすてきなショップでの出会いだった。鮮やかな色の布、ラメが入った布、糸が立体的に浮かんでいる布、穴が開いている布。何種類もの布がパッチワークされていて、全てがほかにない一点もの。選ぶのに時間がかかった。

 バッグの素材となっているのは、アフリカ・ナイジェリアのヨルバ族という民族が昔から手織りしてきた「アショケ」という布だ。幅10~20センチ・メートルの「アウェ(細長い一片)」と呼ばれる布をはぎ合わせたのが「アショケ」。「アウェ」をいろいろと組み合わせて「アショケ」を作り、さらにバッグに仕立てている。

 少し大きめだが、裏にしっかりしたキャンバス地が張ってあって、荷物が多少重くなっても大丈夫。持ち手には、手提げ用の短いものと、肩掛け用の長いものの2種類が付いているので、使い勝手がいい。

川島蓉子
川島蓉子(かわしま・ようこ)
ifs未来研究所所長

街路樹の爽やかな緑を目にするようになった。春の訪れは気分がうきうきする。毎年、何かひとつ新しいことを始めることにしている。今年は“散歩”と称したぶらぶら歩き。ゆったりした気分で街を歩くと普段とは景色が違って見えるかも、と期待している。