アウトドア料理を作ったら、写真を撮って思い出に残したいもの。その写真を撮るコツをアウトドア料理家の高松美里さんとカリスマキャンパーの松尾真里子さんに伺いました。
最初の場所選びは重要

まずは、良い写真が撮れそうな風景を見極めましょう。例えば、芝生がきれい、木漏れ日がきれい、車など生活感のあるものが写らない場所を選ぶと良いと思います。そういった絵になりそうな場所を考えて、テーブルを置いたり、敷物をセットしたりします。
写真を撮るときは、芝生や光や影をいれることで、外で撮影している感じを出すといいと思います。
色を意識して、配置を決める

料理を撮影する場合、芝生を入れるようにするなら、赤、黄色、緑、紫を取り入れると華やかになります。トマト、パプリカ、葉物野菜、紫キャベツなどを入れるのがおすすめです。
土の上で撮影する場合は、テーブルクロスを使って色味を加えると良いと思います。
撮影したい物は、色の濃いものから配置を決めていきます。そのとき、ウッドプレートやホーローのお皿を一緒に並べても、かわいくなります。
撮影するタイミングは、完成したときでなくても良い
アウトドア料理の写真は、完成した状態ではなく、作っている途中でも絵になるものが多いです。オープンサンドの場合、1、2個完成した状態でウッドプレートに置き、そのまわりに作り途中のパンや具を配置すると、かわいい写真になりますよ。
準備する道具のポイント

キャンプにはいろいろなスタイルがありますが、カリスマキャンパーの松尾さんは、「木製のぬくもりのあるものをそろえて統一感をだす」ようにしています。色はブラウン、ベージュ系でそろえます。
白の紙皿と紙コップ、ペットボトル、ビニールは便利ではありますが、どうしてもおしゃれに見えなくなってしまうので、避ける方がベターです。もし紙コップを使うのであれば、ブラウン系の紙コップを選ぶようにしましょう。