アートと蛇の刺激的な関係 ブルガリ「セルペンティ」展

ジュエリーを楽しむ

 古来より、誘惑、再生、変容を象徴するシンボルとして、何世紀にもわたって人類の物語と絡み合いながら世界中で神話や伝説を生み出してきたへび。ブルガリは11月25日から、その蛇にまつわるジュエリーやアート作品約150点を展示する「ブルガリ セルペンティフォーム アート ジュエリー デザイン」を東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催します。宝石をあしらった豪華なアクセサリーからユーモラスな作品までが並び、蛇がいかに多くのアーティストたちの創造力をかきたててきたのかが伝わります。

 セルペンティフォームは、2016年にローマから始まった巡回展で、ブルガリのアイコンとして知られる蛇をモチーフにしたデザイン「セルペンティ」(イタリア語で蛇の意味)から名付けられました。1940年代に初めて創作されたセルペンティは、時計をくわえ、腕元にらせん状にまとえるヘビを模したブレスレットウォッチでした。それから数十年の間に、セルペンティは大胆な創造性のアイコンとなっています。

「セルペンティ」ブレスレット イエローゴールド、ルビー、ダイヤモンド、1965年ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

 展示は、蛇をテーマにした写真から始まります。コンテポラリーアートでは、フランスの芸術家、ニキ・ド・サンファルの遊び心のあるオブジェや、切り絵アーティストのウー・ジエンアンが古い中国の伝説をよみがえらせた「白蛇」のうちの1点などが並び、蛇に対する様々な見方を感じ取れます。

ニキ・ド・サンファル、Pouf serpent jaune、1994年ポリエステル塗料&ポリウレタン塗料                         ニキ・チャリタブル・アート財団、サンティー© 2017 Niki Charitable Art Foundation

 また、「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる漫画家・荒木飛呂彦さんが、本展示会のために特別に描き下ろした作品も。

康穂と由花子、2017墨(墨汁)とリキテックス カラーインクアーティスト提供、日本©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 ブルガリのセルペンティがどんな進化を遂げてきたのかも知ることができます。ゴールドのうろこやマルチカラーのエナメルを施した写実的なブレスレットウォッチやサファイアやエメラルドをあしらったネックレスと、幅広く取りそろえています。

「セルペンティ」ネックレス イエローゴールド、ポリクロームエナメル、サファイア、エメラルド、ダイヤモンド、1969年 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

 美しく、謎めいた蛇の魅力に触れてみては? 12月25日まで。

六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

[52階屋内展望台]
午前10時~午後11時(最終入館午後10時半) 金・土・休前日は午前1時(最終入館午前0時)まで
[展望台入館料]
一般1800円 高校・大学生1200円 4歳~中学生600円 シニア(65歳以上)1500円