都会のビルの日本一早い「お花見」を見に行く

花のある暮らし

 都会のビルの中で花見を楽しむ体験型イベント「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲ロンド」が東京・日本橋で開催中です。本物の桜にプロジェクションマッピングや音楽やダンスを組み合わせた「日本一早いお花見」を紹介します。

 「FLOWERS」は、アーティストの村松亮太郎さん率いるクリエイティブカンパニー「NAKED Inc.」が手がける期間限定の体験型イベント。日本橋での開催は3回目で、バイオリンの生演奏やダンサーによる舞を取り入れるなど、より五感で楽しめる工夫をこらしたといいます。

 会場は、COREDO室町にある日本橋三井ホール。エスカレーターを上ると、ほのかに花の香りが漂います。入り口には、「BIG BOOK」という大きな本のオブジェがあり、プロジェクションマッピングで幻想的な花々を映し出し、来場者を花の世界へといざないます。

 いけばな草月流の家元、勅使河原茜さんが手がけた、約200本の竹を組み合わせたダイナミックなトンネルを抜けると、広いホールの中にお花畑が出現。ロンドというテーマに沿って、種が芽吹き、花が咲き、散るまでの輪廻転生がダイナミックな映像で描かれ、花の迷路に迷い込んだ気持ちになります。

 会場には、来場者が参加できる仕掛けがたくさん設けられています。タンポポのオブジェに息を吹きかけると種が舞い上がったり、ハスの葉っぱの下に立つと雨が降ったりする映像が流れます。インスタントカメラ「チェキスクエア」で撮影した花の写真を指定の場所でかざすと、その花の色をしたクジャクの羽が登場するなど、参加することで新たな空間が生まれる仕掛けです。20分に1度、音楽の生演奏やダンスが披露され、春の訪れを祝います。

 会場では花をモチーフにしたオリジナルドリンクも楽しめます。NY発のペイストリーショップ「ドミニクアンセルベーカリー」が手がけ、花のマシュマロがのった「花咲く抹茶ラテ」(800円)や、花が浮かんだハーブのレモネード「Full Bloom」(900円)は、思わず写真に撮りたくなるはず。 

  ホールを出ると、花をあしらったお菓子やアクセサリーなど花をモチーフにした数々の商品が並ぶショッピングゾーン。今回の展覧会を機に作られたものも多く、つい買ってしまいそう。

 ひと味違う花見を都会のビルで楽しむのも悪くありません。会期中は、音楽のリサイタルや様々なパフォーマンスなどの特別イベントも予定されています。

FLOWERS by NAKED
1月23日(火)~2月26日(月)、開館時間は午前10時~午後8時。
入場料は大人1400円(税込み)