田中みな実さんが語る、アラサー女子の「仕事とカラダ作り」

今年こそボディメイク

 フリーアナウンサーの田中みな実さんは、昼の帯番組「ひるキュン!」(TOKYO MX)など数多くのレギュラー番組を抱えて多忙な毎日を送る一方、カラダ作りにも取り組んでいます。昨年は、女性誌「anan」で、鍛えられた美しい体を披露しました。そんな田中さんに、仕事にかける思い、アラサー女子の複雑な心境、そして、昨年から始めたボディメイクについて聞きました。

帯番組のMCに初挑戦

――ひるキュンのMC(司会)の話が来たときはどんな気持ちでしたか?

 これまでは「アシスタント」という立ち位置が多くて、MCと言われても実感が湧きませんでしたが、帯番組に挑戦してみたかったのでお受けしました。実際に始めてみると、MCは番組の中心。番組で足りないところがあれば、スタッフに伝えるのも自分の仕事です。自分より年齢やキャリア、立場が上の人に言わなければいけない時、どうやって伝えるべきか、すごく難しかったです。

――ある程度キャリアを積んだ女性だと、職場でありそうな出来事ですね。

 みなさん、一生懸命聞いてくださるのですが、本当はどう思っているのか、後から気になってしまって。「他に良い言い方はあったかな」と思ったり。番組を良くしようという思いが空回りしてしまうことが多かったです。10月から、徳光正行さんがデイリーで番組に加わり、徳光さんが気づいたことをスタッフに伝えてくださる機会も増え、少し楽になりましたね。

チラシの裏には‥‥

――では、番組を始めてうれしかったことは?

 すごく個人的なのですが、90歳になる祖父が毎日、放送を楽しみにしています。この間、祖父の家に行ったら、チラシの裏に文字がいっぱい書いてあって。「なんだろう?」って見てみたら、番組での私の髪形や、話した内容などが書き留めてありました。「フランスパンを食べるみな実」とか。それを見て、グッときたんです。

――それはすごくうれしいエピソードですね。

 MXって他の局に比べたら視聴者の数も少なく、見られる地域も限定されています。だからこそ、都内で働いている人や、放送地域に住むおじいちゃんおばあちゃん、主婦の方など、誰に向けて放送しているのかが明確です。「あなたに届きますように」と、自分が実際にお会いする人に向けて放送していると思いながら伝えています。

トレーニングやめたら元に戻りそう

――昨年9月に女性誌「anan」で鍛えたカラダを披露されていました。

 昨年春からジムに行き始め、表紙の写真は2か月くらいで作りました。トレーニングはあまり好きではないのですが、「元の体に戻ってしまうんじゃないか、よりひどい状態になってしまうんじゃないか」と思うとやめられなくて。まんまとトレーニングのループにはまっています。

――どのくらいのペースで通っているんですか?

 できれば週2回。ほんとに「ゆるトレ」です。適度にお尻に負荷をかけるトレーニングですね。自分の体調や気持ちに合わせて行っています。できない時は、先生に「やる気がでません」などと正直にお話ししています。パーソナルじゃないとダメですね。行かなくなっちゃう。ちゃんと約束して、先生のお時間を取っていると思えば頑張れます。

――体の変化を感じていますか?

 食事をいっぱい食べても、おなかがぽっこり出なくなりました。筋肉がちゃんとつくと、食べても腹筋が押さえてくれるというか。代謝が良くなったせいか、太りにくくなりました。

自分の置かれた環境で頑張る

――OTEKOMACHI(大手小町)の読者の多くは田中さんと同じアラサー世代です。

 この年代って、周りの友達がどんどん結婚したり出産したりして、「あたし、このままで大丈夫なのかな」「女性としての幸せをどうしよう」などと漠然とした不安にかられることがあると思います。でも、出会いや結婚って、ご縁とかタイミングの問題。無駄に迷ったり悩んだりしても時間がもったいない。自分が置かれた環境で、最大限に頑張ったり、輝いたりしている方が魅力的だと思って、自分自身も過ごしています。

――田中さんのテレビ番組でのコメントについて、「心の闇が深い」などと書くメディアもありました。

 テレビの世界はキャラクターが大事。20代後半は結婚に憧れる女、30代に入ったら結婚できない女とか、負け犬に分類されてしまう。そして、特に幸せなエピソードがないので、日頃感じている不安や焦燥感を正直に話すと、焦っている人、かわいそうな人と分類されてしまう。かつてはぶりっ子キャラで、今は寂しいキャラ、みたいな。

――自分自身は気にしていない?

 40代になったらどんなキャラクターになるのかな、ってちょっと楽しみです。世間が自分をどう評価しているのか、俯瞰ふかんして見ています。

アラサー女子へ「一人じゃないよ」

――見た目とのギャップがあります。すごく強いですね。

 私の場合は誇張されていますが、大手小町の読者の世代って、同じような悩みを抱えている人が多いのではないかと思っています。だから「一人じゃないですよ。多くの人が同じような悩みを抱えているはず。大丈夫」とお伝えしたいです。

――最後に、今年取り組んでみたいことは?

 局アナ時代もあったので、知識や言葉遣いなどのベースは20代でしっかり築くことができました。30代はきちんと自分と向き合いたいです。表面的なことや小手先の技術ではなく。帯番組だと、生き方そのものが出てしまいます。生き方に厚みを持たせて、放送の内容も充実していけたらいいなと思っています。

田中 みな実(たなか・みなみ)

1986年、ニューヨーク生まれ、2009年、TBSテレビに入社。「サンデージャポン」「爆報!THE フライデー」など人気番組の司会を務め、14年9月末に退社。同年10月よりフリーアナウンサーとなる。「ひるキュン!」(MXテレビ、月~金曜 12時~13時)、「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS、土曜 20時~)、「有吉ジャポン」(TBS、金曜24時20分~)などにレギュラー出演中。

 

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