長野県大町市のキャンプ場で、猫カップルと湖を眺める


夏真っ盛り。暑い都会から抜けだしてどこかで気晴らししたい気分です。そんな時にうってつけなのは、やはりキャンプ。今年もキャンプブームがおさまる気配がありません。猫好きならキャンプで自然を満喫しつつ、さらに猫と過ごせたら、言うことなしなんですが、実はそんな至福の時を過ごせるキャンプ場が長野県にあるんです。「木崎湖キャンプ場」には3匹の看板猫がいて、場内で自由に過ごしています。運が良ければ一緒に木陰で涼んだり、キャンプファイアの炎を見つめたりして……。こんな場所で猫とキャンプを満喫してみませんか?

木崎湖は北アルプスの麓、仁科三湖のうちのひとつ。その木崎湖の南岸に位置するキャンプ場が「木崎湖キャンプ場」です。松林に囲まれたロケーションを満喫できる湖畔のキャンプ場は、サップ・カヌー・ボートなどのウォータースポーツや、桟橋で釣りも楽しめます。アクティビティーを利用しなくても、浅瀬の湖は水遊びをするだけでも十分。徒歩圏内に温泉施設もあります。テントサイト以外に和室や2階建などの様々なタイプのバンガローもあり、キャンプ初心者にもおすすめのキャンプ場です。

さて、そんな木崎湖キャンプ場の看板猫は年長のキジ猫の「穂積」(オス・7才)と若いキジ猫「天野くん」(オス・3才)、それにシャム猫の「白子」(メス・2才)。天野くんと白子は若いカップルで、すでに昨年にはお父さん、お母さんになっています。2匹はとても仲良し。どちらかというと好奇心旺盛な白子の後を天野くんがついていく感じです。

キャンプ場のオーナーさんがキジ猫が好きで代々看板猫の中心はキジ猫が務めていますが、そんなオーナーが「変わった顔でしょ」と言う通り、天野くんは顔が真ん丸なんです。ソトネコではボス猫クラスが、ケンカなどで顎が強くなりエラが張った結果、このような丸い顔になるのですが、天野くんは、そんなボス的な個性的なルックスを手に入れているのです。

ここでの本物のボスは年長のキジ猫の穂積です。昼間は遠出してパトロールするので、キャンプ場を留守にすることが多いそうですが、夕方帰ってくるとボスらしく人に対しても堂々と振る舞っています。キャンプファイアの炎にもびくつくことはありません。さすがキャンプ場の看板猫です。実は同じキジ猫の天野くんは孫にあたります。

3匹の看板猫は、それぞれ自由気ままに場内で過ごしています。おもに管理棟が寝食の場なので、姿が見えないときは周辺を探してみてください。きっとその辺でのんびりしていることでしょう。でも、こんなすてきな景色の湖畔のキャンプ場なので、静かな場所で湖面をのんびり眺めている姿を見ることもできます。

木崎湖キャンプ場
 住所:長野県大町市平森9707-1
 電話0261-23-3939
 営業時間8:00〜19:00(最終受け付け)
 営業期間4月~11月頃 (冬季は要問い合わせ)
 公式サイトhttp://www.kizakiko.com/

※バンガロー宿泊、テント宿泊、日帰り利用はすべて予約制。
詳しくは公式サイトでご確認ください。

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南幅 俊輔(みなみはば・しゅんすけ)
グラフィックデザイナー&写真家

盛岡市生まれ。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

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