「付き合うのが怖い」という彼を待つべきか?スッパリ去るべきか?

「好きだけど付き合うのが怖いと振られた」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。29歳のトピ主さんには半年間、毎日連絡を取り合い、週1〜2回会って互いの家を行き来しあっている相手がいます。しかしトピ主さんから「付き合いたい」と伝えたところ、「好きだけど元カノとのことがあって怖い」と断られてしまったそうです。スッパリと縁を切るべきか、それとも彼がトラウマを克服するまで何も言わず、そばにいるべきか……と問いかけています。

彼が「何を」怖がっているのか、聞いてみよう

告白を断られた後、彼からは「君のことが好きな気持ちは本当だから信じてほしい」と言われたとか。余計に混乱している、彼のことが好きなので苦しい……という心境がつづられています。

元カノとは「相手の年齢のことを考えて別れた」「1年前に遠距離になった」とだけ聞いており、詳細は知らないとのことですが、それらの記述を見る限り、彼が何を「怖い」と言っているのかについては、以下のような可能性が考えられるかと思います。

・結婚のことで意見がまとまらず別れており、また同じような状況になるのが「怖い」
・元カノに未練があり、復縁のチャンスを見計らっているから新しい交際を始めるのが「怖い」
・女性に結婚を期待されることが「怖い」ので、元カノを理由にして交際を断っている
・また誰かを本気で好きになって、傷つくのが「怖い」

トラウマになるほどの出来事なのかも含め、何が「怖い」のか、彼にもう少し具体的に聞いてみるのは一案です。

自分を幸せにするために「ルールを決めるか」「今を精いっぱい生きるか」

どうあれ現状明らかになっているのは「彼が今、トピ主さんとは付き合わない選択をしている」という事実です。この事実を受けて、トピ主さんはどの選択をするべきなのか悩んでいる、ということですよね。恋愛に限りませんが、人生において何かの選択をする際には、二つの方法論から考えてみるのがおすすめです。

(A)「自分を幸せにするためのルール」を決めて守る……「こういうことはやらない」「こういうときはこうする」という自分のルールどおりに行動することで、良い人生を作っていけるだろうと信じる

(B)「今この瞬間、大事だと思うこと」を精いっぱいやってみる……心や直感に従い、その時々の局面を精いっぱいに取り組むことで、結果的に良い人生に導かれていくだろうと信じる

今回の件で言えば、(A)のルールは、たとえばですが「交際の約束をしようとしない相手とは縁を切る」「2年間付き合ったら、結婚するかの結論を出す」といったことになるでしょうか。結婚や出産願望があるのかも含め、まずは「自分はどういう状態になれば幸せなのか」を定めたうえで、「自分が思い描く幸せな未来を実現するには、どういうルールが必要か」を考え、実行していく方法論です。

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続いて(B)。計画やルールに絶対的な価値を見いださない人、「目の前のことを頑張っていけば、道はおのずと開かれる」と考えるタイプの人は、こちらが合っているかもしれません。この場合、まずは「今の自分が何を頑張りたいのか」について考えてみる必要があります。「今は彼との恋愛を精いっぱいやってみたい」ならばそれもひとつの選択肢ですし、「良い相手との結婚を目指して頑張りたい」ならば、結婚どころか交際も始めようとしない彼のところは去るべきだ、という結論になるでしょう。

自分なりに「未来への希望を持てる」選択肢を選んでいこう

「どうすれば未来の後悔が少ないか」という視点から、現在の行動を考えてみるのもおすすめです。今回で言えば「交際を決めてくれない相手と一緒にいたら、あとで時間の無駄だったと後悔する」と思うのか、「先はどうあれ、好きだと思いあえる彼との幸せな日々を過ごしたい、そのほうが後悔しない」と思うのか。人生を共にできるパートナーを探すことも、今ある恋の日々を享受することも、トピ主さんの考え方次第で正解・不正解になりえるでしょう。

どちらを選ぶにせよ、「我慢の選択」にならないような心構えだけはしておくといいと思います。「自分を幸せにするためだ」と信じられるならば、スッパリと縁を切ることも我慢の選択肢ではなくなりますよね。逆もしかり、彼がトラウマを克服するまで、そばにいることが「ふたりで幸せになるためのステップだ」と信じられるならば、それは我慢ではなく希望を込めた選択肢になります。

もしも彼が元カノのことを気にしていない時期に出会っていれば、二人はスムーズに付き合えたかもしれません。このあたりが、人との出会いが「縁」だと言われるゆえんかもしれませんね。それでも今出会った関係は、今のお互いの気持ちで向き合うしかありません。今ある状況や条件下で、自分が最善と思う選択をするだけだ――。そのように理解してみると「こうしよう」と明確に決心する勇気が出るかもしれません。

いずれにせよ二つの人生は選べないので、「選ばなかったほうの未来がどうなったか」は結局のところ想像の域を超えません。スッパリ縁を切る選択も、交際できる時期を待ってみる選択も、トピ主さんが「こちらが自分のためにベターな選択肢だ」と自分で決心して進んでいくならば、結末はどうあれ「自分で選んだことだ」と受け止められるはず。「もしこちらを選んで望まない結果になったとしても、将来の私は胸を張れるかな? 笑い飛ばせるかな?」なんて視点から考えてみるのも良いかもしれませんね。応援しています。

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

対人関係や生き方に関する記事を中心に寄稿。ビジネス・キャリア関連のインタビュー実績多数。産業カウンセラー/心理相談員資格有。「最後は自分で決める」が大事だと思っています!

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