仕事と家庭の両立などできそうにない!この先の人生が不安です…

「人生が不安。お金、結婚、出産…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。最近急に人生が不安になってきてしまった……という20歳代後半のトピ主さん。会社の仕事がハイレベルで「もうずっとしんどい」という状況にある、とのこと。結婚するだろうと思っている恋人からは将来、産休育休の取得を勧められており、「今のハードな職場に戻って両立するのは無理でつらい」と感じているそうです。「結婚も子供も全然まだなのに……憂鬱ゆううつになってしまい、頭が重い」とつづっています。

混乱しているときは、問題を切り分けて整理してみよう

投稿内容からは、「不安の種がありすぎて、何からどう向き合えばいいのかわからない」と混乱している様子が想像できました。そういったときは問題を切り分けていき、取り組むべき順番や方法を整理していくことが肝心です。まずは投稿にある悩みを細かく分けてみましょう。

(1) お金のこと……将来の子供の教育資金、老後の生活費などが不安。自分の自由にできるお金がなくなるのも怖い
(2) 仕事のこと……高いレベルを求められて、毎日必死な状況。理想は「軽めで定時で上がれる仕事」だが、収入のことを考えると、そういう仕事を探すのは無理な気がする
(3) 今の生活のこと……日々の食事を作るのが負担。一人暮らしをしていた頃のように「リフレッシュできるような時間がなくてしんどい」し、「趣味だった事をやる気力もない」
(4) 出産後のこと……「自分の性格的に育児+αを頑張れる人間ではない」のに、いずれ「職場復帰するのかと思うと今から憂鬱」
(5) 恋人のこと……プロポーズが先延ばしになっているため「ぼんやりと不安」で、彼を責める気はないが「なんだか疲れてしまって、冷めているような自分」もいる

なお、(3)の内容を見る限り「彼と同棲どうせいをしている」もしくは「実家に戻った」ことが推測できるので、その前提で言及していきます。

ひとつ変化を起こすと、他のことも一緒に好転していく可能性も

続いて、上記の悩みを解決するために「何から取り組めばいいか」について考えていきましょう。今の「つらい、しんどい」といった感情を軽減するには、以下のいずれかの変化を起こすことが有効と予想できます。

(A) 暮らし方を変える
(B) 職場や仕事を変える
(C) パートナーを変える

上記のうち、トピ主さんはどの変化ならば起こせそうでしょうか。ひとつの変化を起こすと、そこから他のことにも影響が波及していくことが期待できるので、できそうな変化から検討してみるのがおすすめです。

【恋活小町】は毎週月曜更新! 恋愛に悩んでいるあなたへの処方箋

たとえば(A)。一人暮らしに戻れば「誰かのための家事負担」が減り、また趣味や自分のための時間を今より増やせることでしょう。心配の種である収入を減らすことなく家事負担が減り、かつリフレッシュする時間を持てるようになれば、仕事のストレスも今よりは軽減できる可能性があり、将来の展望も少し明るく見えてくるかもしれません。

あるいは(B)。「結婚も出産も希望しているが、今の会社では絶対に両立は無理」と思うならば、早めに転職先を検討してみるのは一案です。その際は、給与だけでなく「今後の長いキャリアを支えてくれるような専門的なスキルを身に付けられるかどうか」「育児と両立しやすい制度・環境が整っているか」といった点から考えてみるといいと思います。目の前の年収が高くても出産後しんどくなり数年で辞めてしまうくらいなら、年収が多少下がっても長く働ける会社のほうが、生涯収入で見れば高くなるはず。労働時間を減らすことができれば、家事や趣味の時間も今よりは確保できることでしょう。

そして(C)。彼は「仕事を頑張っていて収入もあり、優しくて世界一素敵すてきな人」だと思っているものの、少し気持ちが冷めてきてしまっている、とのこと。一時的にそうした心境になっている可能性は考えられますが、「仕事でこんなに疲れているのに、家事を手伝ってくれない」「プロポーズを延期しているのに、産休育休取得を推してくる」といった彼の態度に内心、落胆している、という側面もあるのかもしれません。自分の本音に向き合ってみて「家事に協力してくれたり、仕事や将来の相談に乗ってくれたりするサポーティブな関係を求めている」ということであれば、パートナーを変えることは、トピ主さんを幸せにする選択肢のひとつになりうる可能性を感じました。

長期的な目線で「プラスになる選択」を考えていこう

不安感情はリスク回避機能として備わっているものなので、他人から見れば「何もかも安心」に思えるような状況でも、何かしら不安の種を探し出してしまうのが人の常です。「不安は取り越し苦労で終わることも多いが、リスクヘッジに役立てるならば、有益なものにもなりえる」という前提に立ちつつ、不安な状態を続かせないための工夫や解決方法を考えよう、という方向に思考をフォーカスしていくといいと思います。

(A)から(C)のいずれを選んでも、「良い転職先が見つかるか不確実」「同棲を解消したら、彼との関係が悪くなりそう」「彼以外に良い相手が見つかるかわからない」といったネガティブな要素は思いつくことでしょう。それでも、つらい現状を変えたい、プラスの変化を起こしたいと思うならば、短期的に多少のリスクを取っても「長期的には、この決断が自分を幸せにするはずだ」と信じて行動に移していく必要があります。

現状のままやり過ごすのがもう限界だと思うなら、“何か”を変えていきましょう。そのためには「私は必要なときに、必要な決断ができる」と自分自身を信じてあげることも、力になると思います。応援しています。

働く女性を応援するOTEKOMACHI(大手小町)の新着ニュースをチェック 

あわせて読みたい

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

Keywords 関連キーワードから探す