広瀬アリス、ドラマ「恋マジ」で主演「素直になるって大事だな」

恋なんて、本気でやってどうするの?(フジテレビ系)月曜午後10:00
桜沢純(広瀬アリス)は洋食器メーカーで働き、充実した日々を送る27歳。「恋なんて人生のムダ」と宣言してきたが、フランス料理店で働く長峰柊磨しゅうま(松村北斗)と出会い、気持ちが変化していく。6人の男女による群像ラブストーリー。

プライム帯(午後7~11時)のドラマで初主演となる。2008年に始めた役者業では悩んだ時期もあり、「ここまでやっていると思わなかった」と苦笑する。今作で演じる桜沢純も、暗い過去や偏見にさいなまれる中、無縁と思っていた恋愛に触れ、次第に変化していく。そんな役柄に共感し、思ったことがある。「素直になるって大事だな」――。

憧れの先輩が結婚して傷心の純は、柊磨(松村北斗)に優しくされ、心が動く。取材時には撮影を終えており、こう振り返った。「一見、何でも出来て、自立していてかっこいいけれど、実はとても不器用。恋愛をすることでそんな一面も見えてきて、人としても成長していきます」

広瀬アリス
広瀬アリスさん

純が恋愛をしてこなかった理由の一つは、母が男にだらしなく、捨てられては泣く姿を幼い頃から見てきたからだ。「複雑な考えを持った子で、強がってるだけのところもあって人間らしくていい。作品を通じ、せめて自分には素直でいたいと思いました」

自身は体形の維持に悩み、妹のすずが活躍する姿に劣等感を抱いたこともあった。それでも「楽しく仕事をしているじゃん」と、恋愛に踏み出した純のように吹っ切れた。

「自暴自棄だった時期もあったけど、だからこそ人に優しくできて、ちょっと強くいられてます」

笑って振り返れるようになった一方、秋から出演予定だった舞台を体調不良で降板することになった。取材では「焦ると自分を見失っちゃいそう。お仕事も自分の負担になりすぎずに出来たら一番いい」とも語っていた。いったん立ち止まり、また新たな作品でも晴れやかな笑顔を見せてくれる日を心待ちにしたい。

イチオシの漫画は?

Q 私生活で本気になっていることは。

A 魚をさばくことです。きっかけは年末年始に太りすぎて「やばい」と思って。お刺し身で痩せられると聞き、最初は買っていましたが、「自分でさばいた方がいいんじゃないか」と(笑)。最初はアジ、そしてマハタやコチやタイをさばきました。包丁やウロコ取りを買ったので、まな板も買おうかな。

Q 漫画好きだそうですが、イチオシは。

A 最近読んだ中では「チェンソーマン」。設定とかが全部新鮮で面白いです。

(文・読売新聞文化部・松田拓也 写真・米田泰久氏)

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広瀬 アリス (ひろせ・ありす)

1994年12月11日生まれ。静岡県出身。映画やドラマ、CMと幅広く活躍。日本テレビ系で滝藤賢一とダブル主演のドラマ「探偵が早すぎる」が放送中で、公開中の映画「劇場版ラジエーションハウス」にも出演している。

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