恋愛以外に楽しいことがない。「人生を楽しむ方法」を知りたいです!

「何も楽しいことがない」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。これまで趣味などを見つけようといろいろチャレンジしてきたものの、結局は恋愛以外のことを楽しめない、という31歳のトピ主さん。そのため恋人がいない現在は「生きている意味がわからない」とすら感じているそうです。「みなさんは、どうやって人生を楽しんでいますか?」と問いかけています。

恋愛を楽しむのは悪いことではないのに…なぜ弊害が起こる!?

「毎回、彼氏がいる時はとても幸せ」でいろいろなことが楽しくなるものの、「別れるとすべてが楽しめなくなり、焦って相手を探して見つかって楽しくなり、また別れて絶望して」を繰り返しているというトピ主さん。およそあらゆる趣味を試してみたものの、どれにもハマることができず、恋愛しか「楽しい」と思えない状況。自己肯定感を上げる勉強などもしてみたものの、結局は次の恋愛が始まり、うやむやにしてしまった……とのことです。

総じて見ると、トピ主さんは「優先順位の第1位が常に恋愛」という点で、一貫している印象を受けます。恋愛を楽しむこと自体は、何ら悪いことではありません。今のままだと、子供が出来なかったり配偶者が亡くなったりした老後に、何も楽しめることがないのでは……とのことですが、それは結婚後にゆっくり考えていけばいいのでは。良いパートナーに出会えば、一緒に楽しめる趣味や好きなものを見つけられることも多いものです。焦らず続けているうちに、面白さがわかってくるような趣味もあることでしょう。

ただ「恋愛だけが楽しい人生」を悪いことのように感じてしまうのは、「恋愛だけの人生では心許こころもとない」と思い始めているからかもしれませんね。恋愛は調子が良いときは最高に楽しくても、雲行きが怪しくなれば翻弄ほんろうされて心身ともに疲弊しますし、関係が終われば大きな喪失感に襲われます。恋愛だけに傾倒しすぎるから交際が短命に終わっている、という実感もあるのかもしれません。

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まずは「恋愛は楽しむけれど、それだけに偏らず、仕事や友達との関係のなかでも充実感を得られるよう努力しよう」と決心することから始めてみてはいかがでしょうか。一番好きなことだからこそ“腹八分目”にとどめ、長く楽しめる工夫をしよう、と考えてみるのは一案です。

「自己決定」の手応えが、自信につながっていく

また「人生を楽しめない、趣味が見つからない」という方に高い確率で見られるのが、親や周囲の意見に従うことが多い人生を送ってきた……という傾向です。

投稿には「大学まで親に出してもらい、それなりの仕事につき」「子供の時に習ったピアノも嫌々続けていました」といった記述も見られます。自己肯定感が低いという記述もありますが、自分の意思で決断をする経験をあまりしてこなかったからこそ、どこか自信が持てず、また自分の自由意思で好きなものを見つけるのが難しい、という状況に陥っているのかもしれません。

思い当たる節があるようであれば、今から「私は日々選択して生きている」という意識を持って生活をしてみるといいと思います。「誰かにやらされた」「渋々やった」ではなく、「私は今日したいことをした」という実感は、小さな自信となって心に積み重なっていきます。「今日はあのカフェでお気に入りのケーキを食べる」程度の小さなことで構わないので、能動的に、日々の行動を選択していきましょう。

おそらく今でも、無意識に自分が楽しめそうなほう・メリットのあるほうを日々選択しているはずです。ランチのメニューしかり、見る映画しかり、駅までの道ひとつにしたって「天気がいいから、今日は川沿いを歩いてみよう」などと決めていますよね。それをきちんと“自分の選択”だと意識する、ということです。

仕事についても同様です。今は元カレへの後悔ばかり考えながら“たんたんと”やっている……とのことですが、言われた仕事だけをやっているために充実感が得られない、という可能性を感じます。「自分が一番楽しんでできそうな役割は何か?」を社内外に広く目を向けて考え、それを目標に行動してみたり、新しい勉強を始めてみたり、しばらく“がむしゃらに”やってみるのは一案です。自分が前向きになるだけで環境が変わっていくことは多いですし、興味を持てるチャンスも舞い込んできやすくなるでしょう。

今ある満足に気づきながら、好きなものを前向きに求めていこう

直近まで付き合っていた元カレには、仕事を辞めて環境を変えなければならない結婚に不安を感じ、トピ主さんから別れを告げた……とのこと。「一人暮らしで何不自由ない生活をしています」という記述もありますが、つまり現状、トピ主さんは「環境を変えたくない」と思うくらいには“満足”な生活を送れている、ということではないでしょうか。

そうであれば、仕事を辞めずに済むパートナーを見つけられさえすれば、悩みはすべて解決!となるかもしれません。別れを後悔しているならば、元カレに連絡を取ってみる選択肢もあります。

気分が上がらないままやっているという婚活にしても、「私は恋愛が大好きだから、次の相手を探したいんだ!」という前向きな心持ちになるだけで、出会える相手や関係性はきっと変わってくるはず。毎日の行動を「自分で選ぶ」意識を持って、仕事や周囲との人づきあいも楽しむ努力をしながら、大好きな恋愛ができる新しいパートナーも探す。この3点を実践してみるのが、最善のように思いました。応援しています。


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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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