キャミソールって見せるもの? おしゃれインナーになる着こなし方

「キャミソールって下着?」「1枚で外出していいの?」などと、暑い時期のキャミソールの着方が気になっている女性は多いでしょう。胸元や肩などの露出の高さゆえ、公共の場でのキャミソール姿について読売新聞の掲示板サイト「発言小町」で話題になることも。胸をホールドするカップやパッドがついた、一枚で着られるデザイン性の高いものもあります。着こなし方を下着メーカーのワコールに話を聞きました。

プロ野球観戦に行った「ともちん」さんは、試合後、若い女性がひいきのチームのユニホームを脱いでキャミソール姿になり、私服に着替えているのを見たそうです。

その場には夫も息子もいたため、「ともちん」さんが、ハラハラしてしまったそう。「確かにブラジャーが見えたわけではないけど、キャミソールは下着だと思う。男性もいる不特定多数の人々がいる公共の場で、若い女性がキャミソール姿になるのは、一般的にはどうなのでしょうか?」と問いかけました。

この投稿には80を超える反響(レス)があり、公共の場での服装や、人前での着替えの是非について、盛り上がりました。編集部が行ったアンケートで「キャミソールは下着だと思いますか」と尋ねたところ、「思う」が64%、「思わない」が36%という結果になりました。

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キャミソール本来の役割

ワコールによると、キャミソールとは、ブラジャーと洋服の間に着ることによって、動いても洋服が体にまとわりつかないように着用する下着だそうです。丈が腰下程度までのものをキャミソール、膝上までカバーしているものをスリップと呼びます。素材はポリエステルやシルク、ナイロンなどすべりやすいものが多いですが、吸湿性の高いコットンなどもあります。

キャミソールは洋服を汗から守り、体へのまとわりを防ぐほか、ブラジャーの装飾レースが洋服の表面に浮き出るのを抑えたり、“脇肉”や“はみ肉”などの肉感を洋服に響かせにくくしたりします。

もともとは下着の「キャミソール」ですが、ワコールのホームページでは、「キャミソールやスリップをはじめ、いろいろな種類やかたちがあり、それぞれが持つ機能もさまざまです」と紹介。「ニットキャミソール」や「キャミソールワンピース」など、細いひも状の肩ひもが付いた衣服を表す、「型」としての言葉にもなってきているようです。明確な規定はありませんが、肩ひもが幅広なものはタンクトップと呼ばれ、キャミソールと同様、下着とトップスの両方があります。

キャミソールとタンクトップの違いや下着かどうかなどをワコールに聞きました。
下着とトップスの両方を指すキャミソールとタンクトップ(写真はイメージ)

キャミソールを1枚で着るファッションスタイルについて、発言小町での意見は様々。「あらま」さんは、「私は40代ですが、若い子が肌を露出していても何とも思いません。ピチピチしていていいな、くらい。見苦しくないし、若さはじける!感じでいいと思う」と投稿しました。

一方、「すず」さんは、若者向けの店で、キャミソールの上に前開きのカーディガンを着ているマネキンを見て、「私はアラフィフですが、理解できないファッションの一つです。もう感覚が違うとしか」とコメントしています。

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下着に間違われないポイント

例えば肩ひもの付いていないチューブトップのブラジャーに、キャミソール1枚での外出はどうでしょうか。

ワコールの東京宣伝課・平塚恵子さんは、「1枚で着られるような素材やデザインものなら問題ないでしょう」と話します。「ブラカップ」「カップ付きインナー」などのキャミソールに1枚羽織っただけのファッションで外出するのも「アリ」としたうえで、「下着と間違われないキャミソールを選ぶことがポイント」と話します。

〈1〉胸元がV字〈2〉レースの装飾〈3〉ベージュ色――などのキャミソールは、「下着」と認識されやすく、ブラジャーがはみ出してしまったり、透けて見えたりしてしまいます。また、結婚式やフォーマルな場では1枚のみでの着用は控えたほうがよさそうです。

平塚さんは「清潔感が感じられるような着方をすれば、シースルーなど透け感のあるブラウスと、色の濃いキャミソールを合わせるなど、ファッションの幅が広がります。背中が大きく開いた洋服の下に着ることでワンポイントにしたり、Tシャツの上にキャミソールを着てレイヤードを楽しんだり。便利なアイテムなので、ファッションの一部として取り入れてみては」と話しています。

(読売新聞メディア局 渡辺友理)

【紹介したトピ】
▽キャミソールって人前で見せて良いものなのでしょうか?

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