今田美桜、「悪女」でドラマ初主演…新しい自分にチャレンジ

悪女わる~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~(日本テレビ系)水曜午後10:00
大手IT企業の新入社員・田中麻理鈴(今田美桜)は、ポジティブだがかなりドジで、“お荷物部署”に配属される。周囲に意地悪されてもへこたれず、先輩の峰岸(江口のりこ)の助けを受けて、恋と出世にまい進する。

「お仕事が楽しいです」

クシャッとした笑顔を何度も見せながら、ドラマ初主演の充実感を漂わせる。

多くの人が新生活を始める春、自らも新社会人のりんを演じる。入社早々、失敗続きの彼女は、謎の先輩との出会いから、持ち前の明るさで会社の評価を勝ち取っていく。

「麻理鈴は型破りですごい発想力を持っていて、負けん気ややる気はグッとくるものがある。一方で人を心配にさせる部分もあって、周りの人がとりこになって手をさしのべてくれる」

今田美桜さん

30年前、石田ひかりが主演したドラマのリメイクだ。原作の漫画は、男女雇用機会均等法が施行されて間もない1988年に連載が始まった。時間は流れても、女性の管理職が増えないなど、働く現場には今も多くの課題が残る。

「令和の今、一生懸命お仕事をしてもいいし、みんなで楽しく働いてもいい。出世したい女性もかっこ悪くなんかない。青臭く働く姿を届けられたらうれしい」

「まだまだ頼りなくて未熟なので、みなさんに甘えさせてもらいたい」と語る。

今年で、上京して6年になる。振り返って、「人生がガラッと変わった時間だった」と感慨深げにうなずく。

「25歳になってまだまだ子どもだって思うこともたくさんあるけど、大人になるにつれてたくさんの人と出会って、新しい自分に、良い方向に成長できたらいいな」。チャレンジをやめない姿は、麻理鈴とも重なって見える。

それではもし、俳優にならずに会社員になっていたら? 「ポンコツで何も出来ないと思うけど、楽しくやっているだろうと思います」

コロナ禍で思い描いたものと違っても

Q 地元、福岡の好きな食べ物は何ですか。

A 豚骨ラーメンが大好きなので、やっぱりラーメンですね。

Q 仕事のモチベーションは何ですか。

A 本当にお仕事は楽しいし、周りの方がすごく応援してくれていることです。

Q 同年代の働く人にエールをください。

A ちょうどコロナ禍での入社だったり、働き方が変わったりして、思い描いたものと違うこともあると思う。みなさん頑張ってほしい。がむしゃらさや、やる気をドラマで伝えたい。

(文・読売新聞文化部・道下航 写真・木田諒一朗)

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今田 美桜(いまだ・みお)

1997年3月5日生まれ。福岡県出身。俳優、モデルとして活躍し、TBS系ドラマ「花のち晴れ」で注目された後、映像作品やCMに多く出演。昨年公開の映画「東京リベンジャーズ」で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

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