小芝風花…妖怪さんとうれしい再“怪”

妖怪シェアハウス ―帰ってきたん怪―(テレビ朝日系)土曜午後11:00(9日スタート)
前作で、シェアハウスで妖怪と関わる中、小説を書く夢を見つけた澪(小芝風花)。しかし、現実は厳しく困窮してボロボロになり、再び妖怪たちと暮らすことに。そして新たな妖怪の騒動も起こり、澪も巻き込まれていく。

喜怒哀楽、全ての表情に引き込まれる。1年半ぶりに帰ってくる、妖怪と人間のドタバタホラーコメディーの続編が決まり、「やったー」と声を上げて喜んだ。「いとおしい妖怪さんたちを見て笑って、スカッとしてほしい」

小芝風花、「妖怪シェアハウス」の続編に出演
小芝風花さん

お岩さん(松本まりか)や座敷童子(池谷のぶえ)、ぬらりひょん(大倉孝二)……。そんな妖怪らとシェアハウスで暮らし、自分を見つめ直した人間の澪(小芝風花)は今回、社会の荒波にもまれて再び彼らと暮らし始める。共演者との再会は、「何も変わらず、楽しくて居心地よかった。撮影中も食べ物の話ばっかりしていました」。

特殊メイクを施した妖怪や紙芝居風の劇中劇「ゲキメーション」なども見どころだが、澪は今作では人間社会で“闇落ち”してしまった妖怪に苦しめられる。「妖怪さんがどういう経緯で闇落ちせざるを得なくなったのか。コメディーですが、社会の悪い風潮とか嫌な人間も出てきて、社会派な部分もある」。子どもはもちろん、大人にも愛される理由はそこだろう。

ベテラン俳優も妖怪を演じ、「アドリブでどんどん面白いことが膨れ上がって、監督も面白い演出をつけてくれて」と思い出し笑いをする。

今年は映像デビュー10年。「今回の続編も作り手だけが楽しいのではなく、見てくれる人に伝わっていることがすごくうれしくて。それが糧になっています」。積み重ねたものが形になっている。「もうすぐ25歳になるけど、お芝居が楽しいという気持ちは変えずにやっていきたい」

「報われない役が多い」とも話す表情はやっぱり笑顔。春らんまん、そんな言葉がぴったりの俳優だ。

戻りたい過去はない

Q 妖怪を見たことはありますか。

A 見たいんですけど、ないんです。妖怪って親しみやすいし、かわいいですよね。作品にキュートな妖怪さんたちが出てくるので、愛着が出たんだと思います。

Q 怒ることってあるんですか。

A 重い荷物を持っていると、ちょっとイライラしちゃうんです。そんな時に道で前を横並びになって歩かれると……。

Q 戻りたい、帰りたい場所はありますか。

A 今はこの仕事が楽しいので、本当に戻りたい過去はないかも。

(文・読売新聞文化部・道下航 写真・沼田光太郎)

あわせて読みたい

小芝風花(こしば・ふうか)

1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年にオーディションでグランプリを受賞し、翌年に映像デビュー。映画「魔女の宅急便」、ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」「彼女はキレイだった」など主演作も多数。

Keywords 関連キーワードから探す