朝ドラ「ちむどんどん」黒島結菜、沖縄料理に「胸が高鳴る」

連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)月~金曜午前8:00
BSプレミアム月~金曜午前7:30 (4月11日スタート)
本土復帰前の沖縄「やんばる地域」で、4人兄妹の次女として生まれた比嘉暢子(黒島結菜)は、働く母を助けるため一家の「料理担当」になる。本土復帰とともに東京で働き始め、沖縄料理店を開く。脚本は「マッサン」などの羽原大介。

爽やかな笑顔がまぶしい。出演3作目となる朝ドラで、ヒロインの座を射止めた。物語の舞台は、本土復帰50年を迎える沖縄だ。「ヒロインになれたことよりも、朝ドラで、地元の沖縄の話ができて、ヒロインで。その三つが合わさったことが特別に感じる」

朝ドラ「ちむどんどん」のヒロイン黒島結菜さん
朝ドラ「ちむどんどん」のヒロイン黒島結菜さん

演じる暢子は、おいしいものに目がなく、食べることが大好きで、プロの料理人を目指すことになる。「おいしいものをおいしく食べる。ご飯を食べるシーンは、セリフを気にせず豪快に、一番遠慮せずにやろうと思って」。暢子の元気で前向きな性格は「何でもやっていいというか、何やっても許されるような役なので、全身でうれしい、楽しいって思い切ったお芝居ができる」。普段は自分の感情をあまり表に出さないだけに、「いい意味で役にひっぱられています」。

暢子と同じく、自身も東京にあこがれて芸能界に入った。初めは、芝居に恥ずかしさもあったという。「それぞれに役割があって、自分がその一部でしかないことに気付いてからは楽しくなりました」

「ちむどんどん」は、沖縄の言葉で「胸が高鳴る」という意味だ。今は、現場にいるときが一番心が躍る。「『いいのが撮れたね』っていう瞬間が楽しくて。完成した作品を見た人が元気をもらって、つながっていくのは、すてきなお仕事だなと思います」

ヒロインを約1年かけて演じる。「ここまで役と一緒に成長出来ていると感じたことはなかった。暢子の成長を、私自身も見守りつつ、私も一緒に成長して、『この役はこの人に任せたら大丈夫』と言われるような、信頼される人になりたい」。みずみずしく、芯の強さをのぞかせる。

沖縄は心のよりどころ

Q 好きな沖縄料理は。

A どれも好きですけど、今はラフテー。(豚肉を)下ゆでして、黒糖と泡盛で煮込んで、改めてちゃんと作るとすごくおいしかったです。得意なのは撮影の練習で作ったフーチャンプルです。

Q 沖縄はどんな場所ですか。

A 心のよりどころ、帰る場所です。つらいなって思ったときも、帰ってリセットする場所。自然や海もきれいで、沖縄の美しい映像からこの物語が始まることに、テンションが上がりました。

(文・読売新聞文化部・川床弥生 写真・富永健太郎)

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黒島結菜(くろしま・ゆいな)

1997年3月15日生まれ。沖縄県出身。「アシガール」(NHK)や「時をかける少女」(日本テレビ系)などのドラマや映画、CMに多数出演。映画「カツベン!」では日本アカデミー賞新人俳優賞。

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