ウクライナの避難民や現地に残った女性たちに私たちができる支援

ロシアのウクライナ侵攻のニュースを聞くたびに、心を痛めている人は多いでしょう。東京都文京区は17日、文京シビックホールで「ウクライナ難民支援パネル展示」を行い、寄付などの支援を呼びかけました。

ウクライナ展示

会場では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの協力で、現地の状況を伝えるデータや写真が紹介されていました。それによると、3月15日時点で、300万人超が国外に避難。展示を見に来た人は、ポーランドとの国境地点で食料と水が提供されている様子や寄付で集まった衣類がずらりと並べられている様子などの写真に見入っていました。

また、国連女性機関(UN Women)は、避難せず現地に残って医療や支援などを続けている女性たちを紹介しました。がん治療にあたる女性医師は、「抗がん剤治療に使う薬が不足しています。しかし、私たちは支援活動を続けています。今、病院には200人ほどが入院しています。(中略)昨日は、30歳の女性の重症の患者が来ました。空襲のサイレンが鳴ると、全員を担架とカートに乗せて防空ごうに運びます。こんな時代になるとは誰が想像したでしょう」と話したとのことです。

石川雅恵
石川雅恵・UN Women日本事務所所長

UN Women日本事務所の石川雅恵所長は、「有事の際、女性は暴力にさらされる危険性が高くなります。日本にとってウクライナは遠い国かもしれませんが、現地に残って奮闘している女性たちがいることも知ってほしい。そして危機は周辺国へも広がっています。ウクライナと周辺国のために何ができるかを考えてほしい」と訴えました。

展示は1日限りですが、文京区では今後も支援活動を続けていくとしています。

UNHCRのウクライナ支援の寄付は、国連UNHCR協会へ。
UN Womenの寄付は、国連ウィメン日本協会へ。

そのほか、ウクライナ支援の募金に関する情報はこちら

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