2022年春夏トレンド、グリーンなどカラフルな色を着こなす

2022年春夏は鮮やかなカラーがトレンドです。カラフルなアイテムは見ているだけで心が躍ります。お気に入りのカラーを身にまとうと、気分も上がり、ポジティブに行動できそう。今回は、フェミニンモードで人気のブランド「LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)」の新コレクションを参考に、ワンピース、ブラウス、スカート、パンツという基本アイテム別に色・柄の取り入れ方をレクチャーします。

ワンピースは花柄とボーダーのマルチカラーで

春らしさを象徴するモチーフといえば、やはり花柄です。今年のトレンドカラーでもあるパープルとイエローの組み合わせは好相性。人気のグリーンも盛り込んで、多彩なカラーミックスに。大きさの違う花柄で動きとリズムを与えます。前身頃のダークカラーが全体を引き締め、大人にふさわしい適度な華やかさを感じさせます。

宮田理江のモード日和3月
落ち感のある軽やかな素材、レトロなシルエットでかわいいコーデ。赤いソックスがアクセントに

おなじみのマリンファッションをはじめ、ボーダー柄はファッションの定番。この春夏はやや太めのタイプに注目が集まっています。

宮田理江のモード日和3月
上半身がタイトめの「フィット&フレア」でスタイルアップ

ボーダー柄のニットワンピースは、濃いグリーンに、みずみずしいウォーターカラ-というダイナミックな配色で。太さや色を変えた不ぞろいのボーダーは弾むように元気な着映えになります。

ブラウス×パンツコーデはカラーブロックでメリハリ

複数の色を使いながら、スッキリした印象にするには、パーツごとに色を使い分ける「カラーブロック」が有効です。最も簡単なのは、トップスとボトムスで色を変えるツートーン。ブラウスとパンツのコンビネーションなら、春夏らしい軽快な雰囲気にまとまります。

宮田理江のモード日和3月
ブラウス裾のラッフルペプラムがお腹周りをカムフラージュ

グリーンのノースリーブ・ブラウスに、ブルーのシアーパンツを合わせました。爽やかな色同士で上下をカラーブロックに。深みのあるグリーンに、透明感のあるブルーという濃淡の配色がバランスよく仕上げるコツです。

はっきりした色同士のカラーブロックは、よりインパクトを与えます。無難すぎる色合わせよりは、少し冒険する気持ちでマッチングするのがおすすめです。

宮田理江のモード日和3月
ギャザーをたっぷり寄せた立体感のある袖は、小顔効果も

ブルーのパフスリーブ・ブラウスに、オレンジ系のワイドパンツという「寒色トップスと暖色ボトムス」のコンビネーションは、意外性のあるドラマチックな配色。サンダルのつやっとしたグリーンが全体を調和させます。

ワンピース×ロングスカートの落ち感レイヤード

ロングスカートの上から、ワンピースを重ねるという、新発想のレイヤード(重ね着)が人気です。色や柄を変えて組み合わせると、複雑なスタイリングに仕上がり、着回しバリエーションも増やせます。

宮田理江のモード日和3月
色味が近いから、全体に落ち着いたムードに

ベージュ色のワンピースを、テラコッタ色のスカートに重ねました。イメージの近い色同士ですが、濃淡やトーンが異なっていて、ほどよい「ずれ」加減がおしゃれ。色違いとロング丈を生かした「落ち感」のある着こなしです。ピンタックたっぷりなワンピースのシルエットが軽快なイメージ。裾からちらりと見えるスカートのプリーツもいい感じです。

無地のワンピースと柄のスカートを重ねたレイヤードは、互いを引き立て合います。花柄のロングスカートに、無地のニット仕立てワンピースをオン。わざとたっぷりめにスカートをのぞかせるのが、着こなしのポイントです。

宮田理江のモード日和3月
花冷えの日はコートを重ねて三層レイヤードに

スカートのカラートーンも左右で異なり、さらに変化が加わっています。ロング丈ワンピースとロングスカートの重ね着で、縦長イメージがぐっと強まりました。

クチュールと日常の融合、パリのエッセンスをカタチに

「ランバン オン ブルー」はパリメゾンの「ランバン」のエッセンスを盛り込み、変わらないエレガンスを表現して、大人女性の支持を得ています。構築的なパターンやモダンな色使いが光ります。サステナブルなデニムや、UVカット、抗菌などの機能を備えた素材選びもブランドの特徴で、SDGs時代のライフスタイルに寄り添うかのような提案です。

色・柄のきれいなアイテムをワードローブにそろえておけば、多彩なレパートリーでカラフルな組み合わせが楽しめます。装いから気持ちを盛り上げたくなる春夏だから、これまで選んだことのない新しい色・柄にもトライしてみませんか。

画像協力:ランバン オン ブルー
https://www.lanvin-en-bleu.com/

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宮田理江
宮田理江(みやた・りえ)
ファッションジャーナリスト

 ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験してジャーナリストへ。海外コレクションのリポートや次シーズンのトレンド予測、着こなしのアドバイスといった原稿執筆のほか、セミナー・講演なども手掛けている。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)など。

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