「何度も求婚される人」の違いは? 姉と比べては落ち込みます

「求婚される姉とされない私」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。今までそれなりに恋愛をしてきたものの、結婚が現実的になったことは一度もない、という30歳代前半のトピ主さん。一方、身近な存在であるお姉さんは人生で4回も求婚され、離婚してシングルマザーとなった現在も新たに結婚前提の交際をしているため、自分の状況と比べて落ち込むことが多いそうです。「どうすれば男性から結婚相手として意識してもらうことができるのでしょうか」と問いかけています。

「羨ましさ」をコントロールする方法

2年間付き合った彼氏と別れ、現在、恋愛はお休み中というトピ主さん。破局の痛手や後悔もあって、お姉さんに対しての羨ましさが募っているのかもしれませんね。他人を羨む気持ちは、扱い方によってはプラスにもできますが、往々にして表情やオーラを曇らせ、結果、その人が望むものをさらに遠ざけてしまうことが少なくありません。

そこで今回はまず、「羨ましい」という気持ちのコントロール方法についてご紹介します。具体的には、明確な「事実」と、自分の心が勝手に描いた「イメージ」の違いをきちんと認識し、切り離すこと。これを習慣づけられると、嫉妬や劣等感といった感情をコントロールしやすくなります。

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今回の例でいえば、「お姉さんが人生で4回求婚され、一度の結婚歴があり、子供がいて、現在も恋人がいる」ということが“事実”です。しかし、その事実を一方的に見て「姉は幸せに違いない」というイメージを抱いているのは、トピ主さんの心です。トピ主さんの目には、幸せで、何の問題もないように見えているお姉さんでも、実際にはその状況なりの苦労や悩みがあるかもしれませんし、別の人のフィルターを通せば、また違う印象ともなり得ます。

羨む気持ちが湧き上がるのは止められなくても、「まあ、私が勝手に決めつけて、羨ましがっているだけかもね」と立ち止まり、気持ちを暴走させないよう意識していきましょう。できるだけハツラツと、さっぱりといられるよう心をコントロールしていくことは、この先の人生において必ずプラスになると思うので、ぜひ試してみてください。

自分なりのキャラクターや武器を磨いていこう

トピ主さん姉妹は顔が似ていると言われることは多いものの、性格や趣味、服装などは全く違うそう。おとなしい清楚せいそ系で料理ができる姉と、明るいカジュアル系で料理が苦手な自分。「このような違いも原因でしょうか?」と尋ねていますが、料理が苦手でも清楚系でなくても結婚している人はたくさんいるので、直接的な原因ではないと思います。

もちろん、料理を勉強してみたり、清楚系のファッションを試してみたりするのは無駄ではないと思いますが、あくまで「私がこういう人になりたいから、こういうことを頑張ってみよう」というポジティブなチャレンジがおすすめです。

ゲームなどでも、キャラクターごとに持っている武器や能力は違いますよね。清楚なタイプより、明るくてカジュアルな雰囲気の女性のほうが好き、という男性も間違いなくいますし、自分のキャラクターを偽っていれば、後からしんどくなってしまう可能性も。長時間、無理なく一緒にいられる相手を探していることを忘れず、「他人の真似まねをしたところで、自分の魅力になるとは限らない」「自分らしい武器を磨いていこう」といったマインドは、意識しておくといいように思います。

「理性と感情のバランス」を意識してみよう

投稿を読む限り、お姉さんに何か学ぶことがあるとすれば、「理性と感情のバランス」ではないかと感じました。個人差はありますが、結婚の決断においては、理性と感情、両方が働くのが常です。「相手を深く愛しているかどうか、愛されているかどうか」といった感情的な要素だけでなく、「現実的に、この相手とやっていけるか」といった理性的な要素も検討される、ということです。理性が強く働く人は、結婚の決断にも慎重になりやすいです。

お姉さんは、「私は相手が結婚と言い出すのが早すぎて困ってる」と言っていたとか。つまり、お姉さんは異性と知り合っても、交際しても、簡単には結婚を決断しない、ということですよね。もともと冷静なタイプなのかもしれませんし、以前の結婚で「感情だけではうまくいかない」と学んだ可能性もあるでしょう。そして、そのようにお姉さんが冷静だからこそ、男性のほうが情熱的になっていく……という傾向も推測できます。カップル間の感情はシーソーゲーム。片方が感情的になるほど、もう片方は冷静になるケースも多く、その逆もしかりです。

そしてトピ主さんは、「結婚したいくらい好き」という会話をしていた、という記述を見る限り、どちらかといえば感情豊かなタイプと想像しました。当てはまるようであれば、今後は今までよりも「理性」を意識した交際を進めていくのが一案です。「大好き、だから結婚して」とアクセルを踏むばかりではなく、「好きだけど、自分の望む結婚ができる相手か、きちんと見極めよう」と理性的に振る舞っていたほうが、翻って求婚される機会が増えるかもしれません。

今後良さそうな方に出会ったときは、ぜひ上記のようなことも思い出してみてくださいね。それまでは「人は人、自分は自分!」のマインドで、自分が好きだと思える自分でいられるよう努めることが、日々の有効な過ごし方になるように思いました。応援しています。

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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