結婚したい友人に協力中。“超年下希望”を変えてもらうには?

「結婚願望ありの友人の男性観(?)を変えたい」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。結婚願望がある同年齢の友人がいる、という40歳代後半のトピ主さん。彼女は良識があって家事もこなせるし、結婚に向いている人だと感じているため、できれば協力したい気持ちがあるものの、彼女の男性の好みが20歳代後半であるため、紹介に苦労しているそうです。「どうすれば、この感覚を変えてもらうことができるでしょうか?」と問いかけています。

超年下にこだわる理由を、詳しくヒアリングしてみよう

その友人(Aさんとします)は、「50歳になる前には結婚したい」と語っているとか。トピ主さんが近い年齢の男性を勧めてみても、「でもやっぱりこれくらい(20歳代後半)の子がいいんだよね〜」と言うそうです。

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男女を問わず「若い異性が好き」という人はいますが、細かく掘り下げていくと、さまざまな理由・背景があります。代表的なものを紹介します。

(1) 若い相手でなければ、性的に魅力を感じないから
(2) 自分の子どもが欲しいから
(3) 自分より知恵や経験が少ない相手といるほうが、癒やされるから
(4) 若い相手から、刺激やパワーをもらいたいから
(5) 若い頃の恋愛に、悔いや未練があるから
(6) 年上や同年代の相手とうまくいかなかった過去があるから
(7) 長年、「自分は〇〇歳くらいの異性が好き」と思い込んできたから

上記のうち(1)(2)の場合は肉体的な問題なので、他人にどう言われても変えられない可能性が高いです。しかし(3)〜(7)の場合は、本人の思い込みが絡んでいるため、適切に助言をすれば、多少はターゲット層を広くできる可能性はあるかもしれません。

たとえば(3)の場合。素直に人に教われたり、小さなことに感激できたりする“かわいらしい”タイプの男性であれば、多少、年齢を重ねていても、同じような居心地の良さを感じられる可能性があります。続いて(4)。精神的な若々しさは、年齢とは比例しません。これが理由であれば、「好奇心や行動力がある“気持ちが若い人”であることが大事なのでは?」という提案ができるかと思います。

(5)や(6)のケースでは、若い頃の恋愛に強い後悔や未練があり、「過去の恋人に似た相手(or真逆の相手)を求めている」「キラキラした恋愛を一度は経験したいと望んでいる」といった可能性があります。この場合、実際には恋愛願望と考えられるので、結婚はさておき「まずは交際」を目指すのが最善。男性が多く参加する会やバーなどの場所へ一緒に出かけてあげるか、出かけることを勧めるくらいが、友人としてできることのように思います。

最後に(7)ですが、日常的に異性との関わりが少ないと、好みのタイプが刷新されないまま年齢を重ねるケースは少なくありません。そのため「超年下の異性が好き」だと言っていても、いざ長時間、関わってみると、「疲れる」「話が合わない」と気づくことも。世代が異なると見える世界も違ってくるので、思いや感覚を共有しづらく、かつ常に“超年上”として振る舞わねばならないことが負担になるからと推測できます。

Aさんが普段から20歳代の男性に関わる機会があって、その好みを語っているのか、まずは確かめてみるといいかもしれません。「その世代に強くこだわる理由」については、本人が明確に気づいていないことも多いので、まずは詳しくヒアリングしてみるといいように思いました。

紹介してあげたいなら、本気で介入してみるのは一案

トピ主さんは Aさんに頼まれ、この10年間で30歳代の男性を3人紹介したそうですね。いずれも「お互い可もなく不可もなく、お互い積極的になれずといった感じ」で進展しなかった、とのこと。トピ主さんは20歳代の相手ではなかったことが原因と考えているようですが、それはあまり関係ない印象を受けました。

おそらく最大の原因は、「お互い積極的になれず」の部分。双方ともが「相手が熱心にアプローチしてきてくれたら、気持ちが動くかもしれない」という受動的な組み合わせは、第三者が本気のおせっかいでも焼かない限り、めったに進展しません。年齢を重ねるとリスクに対してより保守的になりがちですし、Aさんがそのタイプならば、今から「積極的になるべき」などと助言しても、スタンスを変えるのはなかなか難しいと思います。

トピ主さんが協力したいと思うならば、一度、「本気の介入」を試してみてはいかがでしょうか。前項の理由も加味した上で、できるだけ合いそうな相手を紹介し、「お互い可もなく不可もなく」の様子ならば、「イヤじゃないってことは見込みがあるかもよ!」と双方にハッパをかけ、何度か再び会える機会を作ってあげる。ホームパーティーやバーベキューなど、気軽に話せる場がおすすめです。

「そこまでやるのは大変だ」と思うならば、話を聞いてあげるなどの“応援”に徹する、のが最善のように思います。Aさんには結婚願望があるとはいえ、友人に相談するのみで、その他の行動をしていないならば、「結婚をしない人生になっても仕方ない」と心のどこかで受け入れているような可能性も感じます。

ただし、「協力してあげたい」と思ってくれるトピ主さんのような友人がいることは、Aさんにとって大きな財産のはず。「状況にかかわらず、楽しく友人付き合いを続けていく」ということだけでも十分に“友だち孝行”になっている、という点は心にとどめておくといいように思います。トピ主さんが一番よいと思うサポートの形が見つかるといいですね。応援しています。

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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