横浜流星 ドラマ「DCU」で、水の恐怖克服…潜水資格も

DCU(TBS系)日曜午後9:00
海上保安庁に新設された架空の捜査組織「DCU」(潜水特殊捜査隊)は、海に限らず、川や湖など水中捜査に特化した専門チーム。隊長の新名(阿部寛)、瀬能(横浜流星)らダイバー捜査官6人が水中に隠された真実を見つけ出す。

抜き手を切って泳ぎ、特殊な器具をつけて海に潜ることもある。水中に特化した捜査隊「DCU」の若手ダイバー、瀬能 陽生はるき を演じる今回のドラマは、水の場面の連続だ。

横浜流星さん

だが実は、もともと水が怖かった。「水への恐怖と不安があった。息継ぎもうまくできないし、海でおぼれかけた経験がトラウマになって……」

それでも、出演を決めた。

「いつかは出たかった日曜劇場への挑戦と阿部さんとの共演。水の克服は自分が頑張ればいいと思った」。水に慣れようと何度も潜り、冷静さを失わないよう海の中の幻想的な光景を見て心を落ち着かせた。恐怖感を克服し、ダイビングの資格も取得した。瀬能は幼い頃、海難事故で父を亡くした役柄だ。阿部寛演じる隊長の新名正義に、命を助けられた過去を持つ。

「思ったらそのまま口に出るし、行動する。周りの目を気にせず素直。本当にまっすぐな人。心に傷はあるけれど、気にせず振る舞える根本的な明るさもある。自分とは違う部分なので、テンションを高めにギアを上げています」

役と同じように撮影現場でも、32歳年上の阿部の背中を追っている。「阿部さんが誰よりも作品に 真摯しんし に向き合う姿を見て、自分はまだまだだなと。熱くてかっこいい」。水中での撮影は、音が聞こえず、会話ができない。チームプレーで乗り越えている。

「失敗を恐れず、自分たちでできる最大限のことをして、見る人の心にしっかり届けたい。瀬能も自分も、自分にはうそをつけないし、貫き通したいものがある。常に自分の心に素直でいたい」

最後までたどりついた暁には、一回りも二回りも成長した姿を見せるに違いない。

(文・読売新聞文化部・川床弥生 写真・佐藤俊和)

食べられてもいいからサメに会いたい

Q 水に関するもので好きなものは。

A サメ。好きというか会いたいです。かっこいい。めちゃくちゃでかいし、堂々としている。1回サメが見られるスポットに潜るチャンスがあったのに、自分だけ行けなかったので、リベンジしたいです。恐怖はまったくないです。食べられたら食べられたで。

Q 気分転換の方法は。

A 一人でいることです。一人で本を読んだり、映画、ドラマを見たり、風呂に入ったり。そういう時間を満喫しています。

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横浜 流星(よこはま・りゅうせい)

1996年9月16日生まれ。神奈川県出身。2月公開の映画「嘘喰い」に主演するほか、テレビドラマ「あなたの番です―反撃編―」や「初めて恋をした日に読む話」、Netflixドラマ「新聞記者」など多数出演。

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