いつまでも妻が好きすぎる?夫たちが愛妻家になる当然の理由

結婚相手に選ばれるのは「愛妻家」になる男性――。1月31日の「愛妻の日」を前に、結婚情報サイトを運営するウエディングパーク(東京都港区)が行った調査で、「パートナーは愛妻家」と思っている妻の割合が95%を超える驚きの結果となりました。夫の多くが「愛妻家」と思われている背景について、同社は、結婚相手に求める条件の変化、家族以外の人と会うことが困難なコロナ禍で夫婦の関係性が見直されているとしています。

愛妻の日は、日本愛妻家協会が妻に感謝の気持ちを表す日として、「愛(I)妻(31)」の語呂合わせで131日に制定。これまで、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」(群馬県嬬恋村)、早く家に帰って妻に感謝を伝える「男の帰宅大作戦」、午後8時9分に夫婦でハグをする「世界一斉ハグタイム計画」など、愛妻家を育成するイベントを実施しています。

【気になる1】亀裂の入った夫婦、再構築成功のポイントは?

「愛妻家」に関するウエディングパークの調査は、20211223日~25日に実施。20代、30代の既婚女性を対象にインターネットでアンケートを行い、524人から回答がありました。「あなたはパートナーを愛妻家だと思いますか」という問いに、「思う」(57.0%)、「どちらかといえば思う」(38.2%)が合わせて95.2%に上りました。理由については、次のようなコメントが寄せられました。

愛妻家に関する調査結果。夫を愛妻家だと「思う」が57%
「あなたはパートナーを愛妻家だと思いますか」の質問に対する答え(ウェディングパーク提供)

【気になる2】妻の地雷「カレーでいいよ」「ソーメンでいいよ」の何が問題?

「毎日感謝の気持ちや好きという言葉を伝えてくれるし、愛情表現も多く、家事なども手伝ってくれるから」(30代前半)
「いつも楽しませてくれたり、日頃の感謝を込めて私を喜ばせたりしてくれるから」(20代前半)
「私のことを考えて行動し、いつも気にかけてくれているから」(30代後半)

愛妻家と「思う」「どちらかと言えば思う」と回答した中で、結婚歴1年以上の女性(334人)に「結婚当初から、パートナーを愛妻家だと思っていましたか」と聞くと、「はい」が92.8%を占めました。愛妻家の芽は結婚の早い段階から出ていたようです。

「愛妻家」の条件とは?

「愛妻家」と思われているのは、いったいどんな夫なのでしょうか? 同社は2020年のアンケートで「愛妻家だと思う条件」を聞いています。これによると、以下のような言動や態度が上位になりました。

【愛妻家だと思う条件】(202012月実施調査)
1位 愛情や感謝を言葉で伝えてくれる
2位 妻のことを尊重してくれる
3位 家事・育児に一緒に取り組める
4位 家族の時間を大切にする
5位 記念日などのイベントを大切にする

同社によると、「愛妻家だと思う」と回答した妻のコメントの中で、「好きと言ってくれる」「感謝の言葉を口にしてくれる」などの行為に、「いつも」「日頃から」といった言葉が付随しているケースが多かったといいます。常日頃からパートナーを思いやった言動をすることが、愛妻家には不可欠ということのようです。

妻から愛妻家と思われている夫が多くなっている理由について、同社の「結婚あした研究所」編集長の菊地亜希さんは、結婚相手に求める条件の変化を指摘。「かつては『3高(高学歴、高身長、高収入)』という時代もありましたが、2020年に行った調査では、『思いやり・優しさ』『自然体でいられる』などへ変化しています」と説明します。

菊地さんは、「パートナーへの思いやり、優しさ、価値観が一致して自然体でいられる男性が愛妻家になっていくのではないでしょうか」と分析しています。

【結婚相手に対して最も重視する条件】(20207月実施調査)
1位 思いやり・優しさ
2位 自然体でいられる
3位 性格・価値観が合う
4位 一緒にいて楽しい
5位 経済力

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さらに、新型コロナウイルスの影響で夫婦の関係性にも変化が起きていると指摘します。同社が2020年に「いい夫婦の日」にちなんで行ったアンケートでは、既婚女性の94%が前年と比べ、「パートナーの大切さを感じる瞬間が増えた」と回答しました。新型コロナの影響で、親戚や友人と会う機会は減る一方、同居の家族やパートナーと過ごす時間が増え、その存在の大切さを身に染みて感じた人が多くいたようです。

「いつまでも妻が好きすぎる」という男性タレントが支持されたり、愛妻家ぶりがカッコイイと話題になる芸能人カップルが注目されたりしています。菊地さんは、「SNSなどで有名人の夫婦の様子がつぶさに見られるようになったり、カップルYouTuberが増えたりし、夫婦の関係性に対する価値観の変化のきっかけになっています」と説明します。

仲の良い夫婦の関係性に「恐妻家」や「尻に敷かれる夫」がもてはやされたこともありますが、最近はSNSの写真で見ても分かりやすい、ずばり「愛妻家」が求められているようです。(読売新聞メディア局 鈴木幸大)

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