佐野勇斗 ちゃめっ気たっぷりの笑顔で…「犯人、教えましょうか?」

真犯人フラグ 真相編(日本テレビ系)日曜午後10:00
会社員の相良凌介(西島秀俊)の家族3人が失踪した事件を、半年かけて描くミステリー。今月から「真相編」と銘打ち、後半がスタートした。凌介は、世間から犯人と疑われるが、部下の二宮瑞穂(芳根京子)らと事件の解明に挑む。

いたずらっ子のような笑みを浮かべながら、「犯人、教えましょうか?」と切り出された。誰が犯人なのかを巡って視聴者を巻き込んだ“考察合戦”を仕掛けるミステリーで、キーパーソンの一人を務めているだけあって、真犯人を知っているという。

俳優の佐野勇斗さん
佐野勇斗さん

演じる橘一星は、主人公・凌介(西島秀俊)の娘、光莉(原菜乃華)と交際している大学生だ。失踪した恋人を見つけるため、世間から犯人扱いされることもある凌介に協力する。好青年ではあるが、大学生にしてIT企業を創業したやり手でもあり、どこか謎めいた人物でもある。

「実は、裏ではこういうことがあるという部分を、視聴者に見せないようにしないといけないので。純粋な一星の感情だけ演じればいいわけではないのが難しいです」。表情に二重の意味を持たせるため、「表情の段階をより細かくしている」という。

撮影現場でも気を使うことが多いという。主演の西島が、真犯人についてあえて知らずに演じているからだ。「実はこういう意味がある芝居ということを、西島さんに言えないんです」と打ち明ける。

昨年は、「ドラゴン桜」「TOKYO MER」、そして本作とドラマの話題作に連続して出演した。「日本のトップを走る方々と共演させていただき、毎回、自分の足りないところが露呈してしまって。まだまだだなと思う1年でした」と振り返る。

「今年がスタートくらいの気持ちで。取材を受けても、しゃべれないくらい疲弊している1年にしたい」

抱負を語る顔つきは、取材の冒頭で見せたちゃめっ気たっぷりの笑顔から一変し、真剣なものとなっていた。

書道六段の腕前

Q 一星にとっての「あんバターフランス(パン)」のような、思い出の食べ物は。

A 母親が作る卵焼き。弁当がある時は、絶対に入れてもらっていました。ちょっと特殊で、ソースをかけて食べます。

Q 書道は六段の腕前で、以前は筆ペンを持ち歩いていたそうですが、今は何か持ち歩いているものはありますか。

A 日記帳。高校時代につけていたのですが、コロナ禍で将来のことなどを考えて、2020年の秋頃に再開しました。日記は自分の気持ちを整理できます。

(文・読売新聞文化部・笹島拓哉 写真・富永健太郎)

あわせて読みたい

佐野 勇斗 (さの・はやと)

1998年3月23日生まれ。愛知県出身。2012年に雑誌のコンテストをきっかけにスカウトされ、芸能界入りした。14年からダンスボーカルグループ「M!LK(ミルク)」の一員として活動。15年に映画「くちびるに歌を」で、俳優デビューした。

Keywords 関連キーワードから探す