結婚する女性の年収や学歴は気になる?他の女性と比べて不安です

「男性の皆さん、付き合っている女性の年収は気になりますか?」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。最近、交際を始めた30歳の恋人がいる27歳のトピ主さん。彼はとても偏差値の高い大学を卒業して大手企業で働いており、年収は800万円弱。彼の周りにも、稼いでいる女性たちが多いそうです。一方のトピ主さん自身は“平凡な女子大”出身で年収も500万円弱のため、「彼氏の周りの方と比べるとまだまだだなぁと思ってしまう」とのこと。「男性からすると彼女の年収や大学は気になりますか?」と尋ねています。

「この自分」を受け入れてくれる相手でなければ、結婚は難しい

投稿には、「結婚を考えている彼氏なので、本当のことを言うのも気が引けます」という一文も。年収や学歴をマイナスに受け取られてしまうことが怖くて、彼に伝えることができないでいるようですね。

男女を問わずですが、世の中には「『自分の思い描くような生活』ができる相手との結婚」を望む人もいれば、「『この人と一緒に生きていきたい』と思える、心の通い合った相手との結婚」を選ぶ人もいます。そういう相手に巡り合えるかどうかにもよりますが、どちらかといえば前者の結婚のほうが、学歴や年収を気にする度合いは高くなると予想できるでしょう。

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性別役割分業が当たり前ではなくなり、給料が上がらない社会の状況も相まって、全体的に見れば、女性側の収入を気にする男性の総数は以前より増えてきている印象はありますが、世の中には本当にさまざまな価値観の人がいます。結婚する女性の年収や学歴を気にする男性もいれば、まったく気にしない男性もいる。トピ主さんが知りたいのは、「彼がどういう考えなのか」ですよね。確実にその答えを得るには、彼に尋ねるか、彼の価値観を探るかしかありません。それが難しいならば、彼の友人などに聞いてみるほうが、不特定多数から情報を集めるよりは精度の高い情報を得られるでしょう。

それに万が一、彼が「トピ主さんの年収や学歴を理由に結婚をしない決定」を下すのであれば、それは本人以外の誰かがどうこう言えることではありません。トピ主さんが自分の考えで人生を選択していく自由があるように、彼も彼の考えで、人生を選んでいく自由がある。それを踏まえた上で、「学歴や年収も含めて『この自分』を丸ごと受け入れてくれる人物でなければ、結婚に至ることは難しい」「なるようにしかならないこと」だと、ある種の腹を決めておくことは必要かと思います。彼がトピ主さんの学歴や年収を気にする人物ならば、「自分の生涯の相手ではなかったんだ」と判断する、ということですね。

「自分にはこれが最善」と思える就職先を、再検討してみよう

「日本の平均年収などは理解してます」という添え書きがされているのは、世の中の基準はどうであれ、トピ主さんは自分の年収に満足していない、という意味だと理解しました。「どの程度の年収で満足するか」の基準は、人それぞれです。年収2000万円を稼いでいてもまだ足りないと感じる人もいれば、年収500万円あれば満足、という人もいる。トピ主さんがどのくらいの年収を目指すかは、トピ主さんの自由です。

「もっと収入が増やせたら良いのですが」という記述もありますが、本気になれば、その選択肢はゼロではないはず。もし「彼にふさわしい女性になるために、年収アップにチャレンジしてみよう」と思うならば、まだ20歳代ですし、転職などの選択肢は高い確率であると思います。目標の年収を得るために、どこまで自分の時間や労力を注げるか。今よりも稼げる業界や業種に転職を試みるかどうかも含めて、考えてみてはいかがでしょうか。

「今の仕事や職場を気に入っていて、年収のための転職はする気がない」ということであれば、今の会社のなかで年収を上げられるよう出世を目指すか、今の年収の自分を受け入れるかの二択になるでしょう。

さらに、いずれ子育てと両立しながら働きたいと考えているならば、福利厚生制度や環境が充実している職場でなければ難しい可能性もあります。上を見ればキリはないですが、いろいろな観点から考慮した上で、「私の人生プランにはこの職場が最善だ。ここでやっていこう」という自分なりの決心をつくることも、今回の問題解決の助けになると思います。2度目の就職活動のような気持ちで、自己分析や企業研究をしながら、改めてご自身の将来と向き合ってみるといいかもしれません。

「人の自信」を形作るものは、年収や学歴だけではない

仮に彼と結婚ができたとしても、トピ主さんがずっと自分の学歴や年収に引け目を感じ続けていれば、いずれ2人の関係に悪影響が及んでくる可能性も感じます。引け目を感じる相手よりも、自分に誇りを持てる相手との結婚生活のほうがうまくいきやすいのは、多くの例を見ていて確かです。同じ年収でも、“自分の仕事に誇りを持てている人”のほうが魅力的に映りやすい、という傾向もあるでしょう。

そう考えれば、トピ主さんが今何よりも向き合うべきは、「自分と自分の人生に誇りを持つにはどうしたらいいか?」ということかもしれません。そのためには、年収や学歴以外のものさしで、自分や他人の魅力や良いところを意識的に見ていく訓練をしてみるのがおすすめです。「人の魅力や自信を構成する要素は、学歴や年収だけではない」という価値観を育てることができれば、今回のお悩みは良い方向に変化させていけるように思いました。応援しています。

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

 

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