スイーツ女王・ぼる塾の田辺を30キロ減量に導いたシュークリーム

「吉本興業に入るまで、お笑いは全く知らなかった」という、ぼる塾の田辺智加さん。キャビンアテンダント(CA)の夢に挫折してギャルになるなど、進むべき道に迷いながら、神社での運命的な出会いを経てお笑いの道にたどり着きました。悩んだとき、常に後押ししてくれたのがスイーツ。「まあねぇ~」と全てポジティブに対応する田辺さんに、自身の経験から悩める30代女性を勇気づけるスイーツを、著書「あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国」の中から紹介してもらいました。

クッキー作ったら通信簿と一緒に配られた

スイーツの本を出版したぼる塾の田辺さん
スイーツについて熱く語る、ぼる塾の田辺智加さん

小学2年で駄菓子屋デビューをしました。家の手作りお菓子しか知らなかったので、「外でお菓子を買って食べる」魅力にはまりました。すぐに都内のデパ地下通いをするようになり、おいしいババロアのとりこに。食べるばかりではなく、小学3年ではオレンジゼリーを作って自由研究で発表。小学5年の時、作ったクッキーを学校に持って行ったところ、先生が終業式に通信簿と一緒に私のクッキーを配ってくれるようになり、クラスの恒例行事になりました。スイーツが人を喜ばせる、元気にすることを、この時に学びましたね。

32キロ減量を成功させたシュークリーム

シェ・タニの舞浜シュークリーム
舞浜シュークリーム

人生で、苦しい時、いつもスイーツが励ましてくれます。落ち込んだらスイーツを食べてリセットしています。CAの夢が破れたときもそうでした。

学生時代は英語が得意だったのでCAに憧れ、短大も英文科に進みました。しかし筆記ができても会話ができない。やがて筆記すらわからなくなり、CAはだめだと感じ、絶望しました。

そんな時、益若つばささんを雑誌で見て、ギャルになろうと思い立ちました。85キロあった体重を減らそうと、千葉県市川市の自宅からディズニーリゾートまで約1時間半歩くようになりました。「絶対やせる」と意地になって歩きましたが、つらい日々。そんなとき、帰りに千葉県浦安市の「シェ・タニ」さんの「舞浜シュークリーム」を食べると、「これを食べるために頑張って歩こう」となり、続けることができました。甘いものを食べながらも体重を53キロまで、32キロ落とすことができました。

ギャルを卒業後、新選組をテーマとした恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼はくおうき」にはまり、沖田総司さんが大好きになりました。終焉しゅうえんの地とも伝わる東京都台東区の今戸神社に行ったとき、偶然撮影で来ていたタレントの島田秀平さんと出会い、「君は人気者になれるよ」と言われました。お笑いは全く知らなかったんですが、その言葉を信じて、29歳の時に吉本興業のタレント養成所に入り、今に至ります。

この間もいろんなスイーツに支えられてきました。それらを今回、「あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国」にまとめさせていただき、38歳の誕生日である10月18日に出版しました。この本は私の歴史、人生そのものといえます。

30代女子は「かいちん」で気分を上げる

本の中には、気分も上がって元気が出るスイーツがあるので同世代の女子にもぜひ読んでもらいたいですね。

石川屋本舗のかいちん
かいちん

今、同世代を元気づけるのに一番おすすめなのは、金沢市の石川屋本舗さんの「かいちん」です。特別な寒天とお砂糖を自然乾燥させて作るはく糖の和菓子です。見た目がかわいくて上品。テンションがあがるんですよ。ガリッとする食感も面白いし、お茶と良く合います。お茶請けに最高なんですね。私は台湾茶を合わせます。ちなみに、私はスイーツを食べるときは、スイーツの甘さを引き立たせるために無糖と決めています。

金沢市のお店ですが、お取り寄せも可能です。本にはこうしたお取り寄せできる地方の店も載っています。人にスイーツをプレゼントするときは本当に迷うと思うので、参考にしていただきたいです。

まだまだ、紹介したいスイーツはいっぱいあり、第2弾、第3弾を出版したいです。大好きなフランスやカフェ文化があるカンボジアなども訪れてスイーツを探し、将来的には海外編も出せたらいいですね。

(聞き手・読売新聞メディア局 河合良昭)


商品の写真はいずれも「あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国 」©マガジンハウスから。

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