スカーフの巻き方これだけは知っておきたい定番アレンジ3つ

首元にまくだけで、オシャレ感が格段に上がるスカーフ。手軽に雰囲気を変えることができるアイテムですが、「巻き方がわからない」「オフィスで浮かないかな」と思っている女性は少なくないはず。スカーフの知っておきたい定番コーデをスタイリストの金子千恵さんに聞きました。

スカーフとは、基本的に正方形のものを指します。最近では、ファッションに取り入れやすいよう最初から折りたたまれたネクタイ状のものもあります。長方形のものはストールと呼びます。

お店で買う時は、必ず広げて全体の柄や色を確認してください。店頭で折ったり首元に巻けたりするなら、実際に着用してみるといいでしょう。巻いたときにどのような色や柄が見えるのかがわかります。スカーフ単体での印象と、自分に似合うものとは、違うことがあるので、自分にしっくりくるものを選んでください。

ビジネスシーンでもスカーフを巻くと“きちんと感”が出ます。職種によって差はあるかもしれませんが、IT、出版系などはオフィスで着用するのも問題ないでしょう。

最初は小さくてシンプルなものから

スカーフの素材、サイズ、色・柄について、それぞれ使い方の基本を紹介します。

【素材】

シルク、ポリエステル、コットン、麻が代表的です。シルクやポリエステルはしわになりにくいのが特長です。ポリエステルは安価なので、好きな柄や色など複数枚を買い集められます。シルクは高級感や自分だけの特別感があるので、とっておきの一枚を持っておくのもいいかもしれません。

【サイズ】

一般的に、50~60センチ四方の小さめサイズ、80~90センチ四方の大判サイズ、100~110センチ四方の超大判サイズがあります。スカーフ初心者は、50~60センチ四方のものが使いやすいでしょう。大判スカーフはパーティーなどで羽織ったり、ベルトのように巻いて腰回りのアクセントに使ったり、様々な使い方があります。バッグの持ち手にアクセサリーとして付けるのもいいですね。

【色・柄】

ネイビーなど合わせやすいカラーリングで、3色程度に収まっているものが使いやすいでしょう。縁にぐるりとベーシックな柄が入っていて、中心に大きめのモチーフがあしらわれているデザインなどがお薦めです。ヒョウ柄などのアニマル柄も、広げたままだとインパクトが強いですが、折りたたんで巻いてみると案外合わせやすいものです。

最近は裏表で雰囲気が変えられるリバーシブルも出ています。鎖やベルトなど馬具や、馬柄が多いのは、スカーフのハイブランド「エルメス」の影響かもしれません。

オフィスにぴったり 定番アレンジ3つ

【バイアス折り】

様々なアレンジの基本となるのがバイアス折りです。最初にスカーフをしっかり折ることで、巻いた後もアレンジが崩れにくくなり、柄が綺麗に見えきちんと感が出ます。スカーフについているタグを内側に巻き込むので、タグが外に出てこなくなるメリットもあります。折った形がネクタイのようになり、巻きやすくなります。

スカーフ・バイアス折りの折り方

(1)裏面を上にして置き、真ん中より少し上に折る
(2)反対側も同様に折る
(3)中心に向け、両端を折る
(4)中心で二つ折りにして完成

【ループノット】

カジュアルにも、きれいめスタイルにも使えます。

スカーフ・ループノットの巻き方を説明する写真。カジュアルにもきれいめスタイルにも使えます。 (1)バイアス折りしたスカーフの中心にゆるく結び目を作り、結び目を首の正面に当てる
(2)後ろでスカーフを交差させ、両端を前に持ってくる
(3)両端を中心の結び目に通す
(4)左右に引き、結び目や形を整える

【二重巻き】

首元の温かい巻き方です。スカーフの細さはお好みで。ハイネックの中に入れて、チラ見せもおしゃれです。シンプルな結び方で、品よくまとまります。

スカーフ・二重巻き

(1)バイアス折りしたスカーフを首に巻く
(2)二重にして前で結ぶ
(3)そのまま結び目を見せてもいいし、結び目を後ろに持っていってもOK

【ドレープ巻き】

顔周りが華やかになります。小顔効果も狙えます。

スカーフ・ドレープ巻き

(1)スカーフを対角線で三角形に折る
(2)三角の部分を前にして、両端を後ろで交差させ前に持ってくる
(3)両端を前で結ぶ
(4)少し斜めにして完成

秋冬には明るい色で

ほかにも、バイアス折り後に首から垂らしジャケットを羽織るだけでも、ジャケットの襟もとから少しだけ見えてすてきです。髪が長い女性は軽くアップに髪を結んだほうが、首元がすっきりしてきれいに見えます。イヤリングやピアスは、スカーフの繊維に引っかかってしまうことがあるので、長く揺れるようなものは避けたほうがいいでしょう。

コロナ禍でオンライン会議やオンライン飲み会など、胸より上でおしゃれを楽しむ機会が増えました。スカーフは、誰でも簡単にオシャレに仕上がる万能アイテムです。秋冬は洋服の色が暗めになりがちなので、明るい色のスカーフを差し色にし、気分を上げてください。

(聞き手・読売新聞メディア局 渡辺友理)

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金子千恵
金子千恵(かねこ・ちえ)
スタイリスト

ファッションデザイナー、骨格スタイルアドバイザー。ファッション専門学校卒業後、企業で10年以上デザイナーとして、レディースウエア、下着などの企画デザインを経験した後、独立。岡山を拠点に活動している。 現在までに様々な企業と業務提携して、服飾雑貨や舞台衣装などのデザイン、企画などに携わる。また、スタイリストとして雑誌、広告、CM、TV番組のスタイリングを担当。さらに、デザインとスタイリング両方出来る事を生かし、業務提携するタレント事務所では衣装デザインと所属タレント全員のスタイリストの両業務担当。

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