猫が呼び込む、城ヶ島のマグロ丼と生シラスが人気の店

海とおいしい料理と猫。それに、晴れていれば美しい富士山も望める神奈川県・三浦半島の城ヶ島にある磯料理店の看板猫を紹介します。城ヶ島へ渡って西側の集落。おみやげ物店や食堂が軒をつらねる通りを進むと、外のカウンターに寝そべる猫がいました。ここは看板猫がお出迎えする磯料理店、魚の「かねあ」です。三崎名物のマグロ丼はもちろん、漁船から直接届く生シラスが自慢のお店です。休日になると行列ができるほどの人気店ですが、実は以前に看板猫たちを撮影したことはあっても、お店に入るのは今回が初めて。外から見る印象とは違って、店内は広々としています。お座敷席でゆっくり寛ぎながら、おいしい生シラス丼をいただきました。看板猫は6匹。皆マイペースで過ごしていますが、店内には入らず、店頭や外席でお客さんを呼び込み、和ませています。

お店の脇道を右側に曲がり、岩場の先には、晴れた日には富士山が正面に望める絶景スポットがあります。富士山を背景に看板猫たちと記念撮影。左から、茶トラがドン(オス・8歳)、中央のキジトラ柄でひとみがグリーンのみーこ(メス・8歳)、三毛猫の宮尾(メス・年齢不明)、キジトラ柄でひとみがイエローのボーノ(オス・年齢不明)。みんな仲良しです。

1枚目の写真で看板の下で客待ちをしていたのが茶白ハチワレのハナコ(メス・5歳)。ここの看板猫たちは城ヶ島で生まれ育った猫たち。元々ここのお店のバイトさんたちがごはんをあげていたところ、お店周辺に居着くようになったことから店主の尼野さんが看板猫として面倒をみることになりました。

猫好きさんなら外席がお勧めです。日が当たる壁際は猫たちに人気の場所で、日なたぼっこをしたり、毛繕いにいそしんだりする姿を眺めることができるんです。生シラスをつまみに猫を見ているだけでお酒がすすみます。写真のお客さまの足元ですごしているのはドンくん。

看板猫としての対応は穏やかです。猫好きな人には甘え、苦手そうな人には距離をあけ、お店が忙しいときは店から離れています。写真は茶トラで靴下をはいたような柄のピョン吉(オス・年齢不明)ですが、この日の朝、見かけたきり姿を見せません。どこかで城ヶ島を訪れる猫好きさんへアピールをしているのでしょうね。

単品メニューもありますが、この日は両方を楽しめる生シラスマグロ丼を注文しました。さすが朝一番の取れたて生シラスは格別です。他にもマグロや地ダコのお刺し身、ネギトロ丼などもあります。生シラスは日によって取れないこともあるそうなので、お店のFacebookやインスタグラムで入荷状況をチェックしてから来店してください。

磯料理 魚の「かねあ」
住所: 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島689
電話:090-6019-2822
交通手段:京浜急行三崎口駅から「城ヶ島行き」のバスに乗り「城ヶ島」で下車、徒歩約2分
営業時間:月~金/午前11時~午後5時 土・日・祝日/午前10時~午後6時
定休日 :不定休(要問い合わせ)
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南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
グラフィックデザイナー&写真家

盛岡市生まれ。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

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