「もうあざとかわいくない」田中みな実、挑戦を続ける原動力とは?

フリーアナウンサーで女優の田中みな実さん(34)は、プロデュース業に初挑戦し、10月にガードルを発売したばかり。そんな田中さんに、仕事にかける思いや、リフレッシュ法を聞きました。

――下着をプロデュースし、ムック本「田中みな実×PEACH JOHN ファーストガードルBOOK」(講談社)を出版されました。女優業に続き、次々と新しい分野に挑戦する原動力は?

自分に飽きたら終わりだと思っています。わからないこと、知らないこと、それをかき集めるようにして進んでいます。安定した平和な状態が長く続くと、「このままでいいのだろうか」と自問自答を始めます。フリーランスになったのも、「テレビ局のアナウンサーという恵まれた環境に甘えていてよいのだろうか。余力があるうちに外に出て挑戦したい」と思ったからです。

――連続ドラマに映画にと、出演が相次いでいます。

ここ数年やらせていただいている芝居の仕事は、未知の世界。手探りで、なんとなく感覚でやっていたことが、やればやるほどわからなくて、やればやるほど行き詰ります。でもその壁がある種、やりがいになっているようです。

雑誌では被写体としてモデルのような活動をすることもありますが、バランスがとれた体形でも、整った顔でもないので、長くは続かないと思っています。私が雑誌などで皆さんと共有できるのは、美容の知識や、一人の美容好きとしての経験です。好きなことに関しては、とてつもなく探求心と好奇心が旺盛で、今もデパートの化粧品売り場に通っては情報収集に努めています。ビューティーアドバイザーさんと話したり、お客さんが手に取ったものをチラッとチェックして市場調査をしたり。ときどき、「田中みな実が雑誌で紹介していたから買いに来た」などと聞こえてきて、ドキッとすることも。平静を装いながら、うれしくてにんまりしています。学生の頃から通っている大好きな場所で、こんな風に名前を挙げてもらえるなんて、未だに信じられません。

女優業やプロデューサー業について語る田中みな実さん 大手小町 読売新聞
「田中みな実×PEACH JOHNファーストガードル BOOK」(C)講談社

――日々大切にしていることはありますか。

何事も「忙しいをいいわけにしない」と決めています。私より忙しい人はごまんといて、仕事をして、母もして、妻もして、会社の経営をしながら輝いている女性だっています。そういう人たちをみていたら、「何の言い訳もできない。やるぞ!」という気になってきます。周りの輝く女性たちに後押しされていますね。

「自分を知ることが大切」とも考えます。いやなところは目をそらしてしまいがちですが、それを知っているのも自分だけ。例えばお尻がコンプレックスで、たれているのが気になっているとか、黒ずみが気になっているとしたら、隠すことは容易にできる。けれど、認識したうえでどんなアプローチができるのかを考えるほうが健全なマインドでいられる気がしませんか。ガードルを取り入れる、美容皮膚科を頼る……。何かしら行動を起こすことができれば、それはとても大きなステップだと思うんです。

【特別公開】田中みな実「丸ごとおしりBook」の気になる中身

リフレッシュは自宅で連ドラ

――仕事を離れたときのリフレッシュ法は?

家でドラマをみるのが至福の時です。地上波の連続ドラマをワンクール(約3か月)に10本以上はみています。ラブストーリーもサスペンスも深夜帯のものもジャンルを問わずなんでも。まとめてみられるサブスクリプションとは違って、毎週見て、「来週どうなるんだろう」というわくわく感が楽しいのです。これは仕事と関係なく、学生の頃からの趣味みたいなものです。

――OTEKOMACHIの読者の多くは田中さんと同じアラサー世代です。

今、あらゆるジャンルの仕事をさせていただいていますが、基盤となっているのは局アナ時代の5年半に培ったものだと思っています。社会人としての常識、人前に出ることの自覚、発声や発音、魅せ方など、局アナ時代の経験がなければ今の自分はなかったと思います。部署異動や転職、結婚、出産などでライフステージの変化が定期的に訪れるときだと思いますが、一つも無駄な経験はないので、生きてきた人生すべてを誇りに、現状に立ち向かってほしいと思います。応援しています。

――男性受けがよい「あざとかわいい」で人気ですが、プロデューサー、田中さんが目指す先は?

「あざとかわいい」の代表のように言っていただくことが度々あるのですが、担当している番組の性質上でしょうか。このインタビューで、少しでも「あざとかわいらしさ」感じられました?(笑)あと数年したら言われなくなると思います。世の中そういうものです。「みんなのみな実」のぶりっこ時代も今は昔。失恋を経験したことでついた闇が深いキャラクターも、現在の「こじらせ」や「あざとかわいい」も、現在の私を形成する上で欠かせない要素。言っていただけるうちは「あざとかわいい」も立派な武器にして、戦える限り戦って、成長していきたいです。

(読売新聞メディア局 谷本陽子)

田中みな実が語った「仕事とカラダ作り」の記事はこちら(トレーニングに励む写真も)

あわせて読みたい  

田中 みな実
フリーアナウンサー、女優

1986年アメリカ生まれ。青山学院大学卒業後、TBSに入社。2014年からフリーアナウンサーに転向し、近年はドラマや映画に出演するなど、活躍の幅を広げている。一昨年発売した写真集「Sincerely yours…」(宝島社)が60万部を超えるベストセラーに。10月スタートのドラマ「最愛」に出演。11月には初主演映画「ずっと独身でいるつもり?」の公開が控えている。

「田中みな実×PEACH JOHNファーストガードルBOOK」(税込み6490円)は、B5判ボックス内にガードル(サイズはS、M、L)と特別付録「1冊丸ごとおしりBOOK」入り。

Keywords 関連キーワードから探す