別れたくはないけど…結婚を前に「ペット問題」で揉めています

「結婚を前にして、猫を3匹拾ってきた彼氏とめてます。」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんには結婚を前提に2〜3年前から交際している恋人がいますが、その彼が捨て猫を3匹拾ってきて実家で飼うようになり、「結婚後に飼うかどうか」で折り合いがつかないでいるそうです。「互いの妥協点を探しながらなんとかしたいと思っていますが、みなさんだったらどう伝えるでしょうか?」と問いかけています。

意見が平行線になるときには、別の問題が潜んでいることも

まずは、お互いの言い分を見てみましょう。彼は「(ペットを拾ってきた)自分の行動は正しいと思っている」の一辺倒。トピ主さんは「猫が憎い、嫌いというわけでなく、普通に好き」で、世話をすることに嫌悪感があるわけでもない。しかし彼は多忙で、実家でも母親が家事をしている状況のため「結婚後、猫の世話は自分になるだろう」と予想している。彼は子どもを欲しがっており、出産すれば子どもと猫3匹の世話をする自信がなく、経済面にも不安がある。「生活にも金銭にも折り合いがつくようになってからならば(3匹でも)構わない」ものの、当面は「せめて1匹にしてほしい」と考えているそうです。

生活面で自立していない彼に対する疑問もつづられていますが、トピ主さんは彼との別れを考えていないそうなので、その方向性は省いて考えていきますね。

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投稿内容を見る限り、今回の件はまともに話し合いができないこと自体に、二人の問題が潜んでいると感じました。暴言をぶつけあうなど、二人は今、お互いを思いやり合える関係ではなくなってきており、そのためにペットの話も平行線になってしまうのでしょう。ペット問題を着地させるためには、まず、二人の関係を修復していくことが先決かと思います。

愛する人に“優しくしたい気持ち”が湧かなくなることも

もともと二人は10年来の友人で、彼は普段優しく、ひどいことを言わないタイプだそうですが、今回のけんかの際には「お前に対して罪悪感なんかない」「(トピ主さんは)昔は優しかったけど最近はきつい」「お前から連絡きてるとうっとうしいし、うんざりする」とまで発言していたといいます。

一方のトピ主さんは、過去のつらいときに彼に支えてもらった歴史があり、彼を大事に思っているとのこと。しかし、彼からは、十分に愛されていないと感じている。ご自身を「思い込みが激しくて語気が強い方で性格も悪い」と自己分析されていますが、それが本当ならば、これまで優しかった彼に対し、強気な発言をたくさん浴びせてきたことが原因で、彼の心の中に“トピ主さんに優しくしたい気持ち”が湧かなくなってきているのかもしれません。

愛情が完全に冷めている場合、修復できない可能性はありますが、心の底には愛情があるのに、色々なことの積み重ねでヘソを曲げてしまい、優しい態度ができなくなっている……ということであれば、関係を改善できる見込みはゼロではないでしょう。

以前の“優しかった彼”に戻ってほしいならば、トピ主さんが素直に接していくことが重要かと思います。「私より猫を取るだろうなって不安」からきつい発言をしてしまったこと、彼にひどいことを言われたときも「大事な人にそこまで言わせてしまい、つらい気持ちでいっぱい」だったこと、出産後、日中ひとりで育児をするのが心配なこと、猫のことを一方的に決められて悲しかったこと……等々、やわらかい気持ちの部分を素直に、かつ丁寧に彼に開示してみましょう。伝えた後は焦らず、彼の気持ちが軟化するのをしばらく見守ってみるのが最善かと思います。

自分のことが嫌いでも、相手の気持ちを信じてみる努力を

投稿には数々の自虐発言も並んでいますが、自己否定の気持ちが強い人は、他人の愛情をまっすぐに受け取れない傾向があります。ただ、トピ主さんがどんなに自分を嫌いで、かつダメだと思っていても、「彼がトピ主さんと一緒にいることを望んで結婚を前提に交際している事実」は変わりません。その事実だけを、努めて冷静に見つめてみましょう。10年来の友人ならば、性格面も大方は理解していたはずです。

「私は自分のことが嫌いだけど、それでも彼は、私のことを好きでいてくれていたのかも?」と受け止められるようになると、卑屈にならず「今まで彼がくれた愛情や優しさを信じてみよう」と素直に接することができやすくなると思います。「自分は愛されているのだろうか」という不安を軽減できると、穏やかな精神状態も保ちやすいです。

そうして、彼と素直な気持ちで穏やかに接する機会を増やし、少し落ち着いて話し合えるようになった暁には、結婚後の生活について改めて相談してみるといいと思います。猫のこと、将来の子どものこと、生活やお金のこと……等々、相手の考えや意見もいったんは否定せずに耳を傾けるようにし、その上で着地点を探っていきましょう。猫の飼育に関しては、命のことですし、今お世話をしている彼のお母さんも含めて相談するのがベストかと思います。

トピ主さんが接し方を変えても彼の気持ちが収まらず、話し合いや相談にも応じないようであれば、しばらく距離を置き、結婚のことも含めて、それぞれが頭を冷やして考える期間を設けたほうがいいかもしれません。ただその前に、こじれてしまったお互いの気持ちの糸がほどけるよう、できる限り尽力してみるといいように思いました。応援しています。

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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