【国際ガールズ・デー】世界の女の子を守るために私たちができること

10月11日は、国連が定めた「国際ガールズ・デー」です。国際NGO「プラン・インターナショナル」の働きかけをきっかけに、2012年に制定されました。教育格差やジェンダー平等など、若い女性が直面する問題を考える機会にすることが狙いです。

この時期、毎年様々なイベントを開いているプラン・インターナショナルは6日、オンライン上の誤った情報や偽情報(フェイクニュース)が、女の子や若い女性にどのような影響を及ぼしているかをまとめた「世界ガールズ・レポート2021」を発表しました。

オンラインの情報が若い女性に与える影響

調査は26か国、2万6000人以上のユース女性(15歳から24歳)を対象に実施しました。その結果、91%がオンラインでの誤った情報やフェイクニュースに懸念を抱いていることがわかりました。さらに、半数近くの女性が精神的に不安になっていて、「自分が気が付かないうちにインターネットに操られ、偽の情報を拡散してしまうかもしれないと思うととても怖い」という意見もありました。

また、ユース女性世代は10人中7人が、オンラインの誤った情報を見分ける方法を学校や家族から教わったことがないと回答しました。これらから、プラン・インターナショナルはデジタルリテラシー教育への投資やユース女性のデジタル権利を保障し、ユース女性に関係する謝った情報や偽情報への対処をすることなどを訴えました。報道するメディアにも、ファクトチェックをきちんと行うことを求める提言しています。

トークイベントも

NPO法人「国連ウィメン日本協会」は国際ガールズ・デーを記念し、「学校に行きたい! 学びはエンパワーメントへの扉」と題したチャリティーのオンラインイベントを、10月24日午前10時半から開きます。

紛争、貧困、社会の意識や慣習などのために、学校に通えない少女が世界には1億3000万人もいるとされ、少女を学校に行かせたことで嫌がらせを受けたり、通学途中に暴力を受けたりする事例も後を絶たないそうです。

イベントでは、「UN Women」(国連女性機関)日本事務所所長の石川雅恵かえさんが、女子教育の現状と「UN Women」の活動について講演します。また、元NHKアナウンサーで軽井沢朗読館館長の青木裕子さんが、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの著書「マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女」を朗読。イベントを通じて、私たちができることを考えます。

参加費無料。申し込みは21日までに、「UN Women」の民間寄付団体、国連ウィメン日本協会のホームページから。問い合わせは、電話(045・869・6787)へ。

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