メットガラ2021に大坂なおみら集結! 注目のZ世代セレブドレス

ファッションの祭典「メットガラ」が9月13日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で2年ぶりに開かれました。

メットガラとは、メトロポリタン美術館服飾部門の資金集めのために開かれるパーティーのこと。ハリウッド俳優やスポーツ選手、トップモデルらがゴージャスな衣装をまとって出席し、その豪華な顔ぶれから「ファッション界のスーパーボウル」「ファッション界のアカデミー賞」ともいわれるイベントです。毎年5月に開催されていますが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2021年は9月に日程を変更して、開催されました。

マリリン・モンローを思わせるドレス姿のビリー・アイリッシュ。メットガラで。大手小町 読売新聞
ビリー・アイリッシュ(AP)

主催者はメトロポリタン美術館理事を務める米国版「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンター。このほかに、毎年、パーティーの共同ホストが選ばれます。今年は、映画「君の名前で僕を呼んで」などへの出演で知られる俳優のティモシー・シャラメ、東京五輪で聖火リレー最終走者を務めたテニス選手の大坂なおみ、グラミー賞受賞シンガー、ビリー・アイリッシュ、1月の米大統領就任式での詩の朗読で話題を呼んだ詩人のアマンダ・ゴーマン。Z世代を代表する4人という新鮮な顔ぶれでした。

パーティーのテーマは美術館で開催される特別展「In America」にちなんだものとなり、ドレスコードも「アメリカの独立(American Independence)」。

往年の女優、マリリン・モンローを思わせる胸元の大きくあいた綿あめのようなドレスで注目を集めたのは、ビリー・アイリッシュ。アメリカのブランド「オスカー・デ・ラ・レンタ」のドレスで、デザイナーは、古き良き時代のハリウッドから着想したといいます。

メットガラに登場した大坂なおみ
大坂なおみとコーデー(AP)

恋人でラッパーのコーデーとともに登場した大坂なおみ選手が着用したのは、鮮やかな色使いと着物の帯のようなベルトが印象的なドレス。アメリカを文化の融合ととらえ、ドレスやメイクでハイチと日本という二つのバックグラウンドを表現したそうです。

マリンブルーのドレスに身を包んだ詩人のアマンダ・ゴードン メットガラで。大手小町 読売新聞
アマンダ・ゴーマン(AP)

アマンダ・ゴーマンが着用したのは、アメリカのデザイナー「ヴェラ・ウォン」のマリンブルーのロングドレス。3000ものクリスタルが刺しゅうされていて、美しくきらめきます。ティモシー・シャラメは、「ハイダー・アッカーマン」の白のタキシード風スーツに、白のハイカットのコンバースのスニーカーを合わせました。

白いスーツ姿のティモシー・シャラメ。メットガラで。大手小町 読売新聞
ティモシー・シャラメ(AP)

着飾ったセレブらが勢ぞろいし、カーペットの上をゆうゆうと歩いたり、カメラマンの求めに応じて笑顔でポーズをとったりする様子からは、会場の高揚感が伝わってきます。今回のメットガラでは参加者らのワクチン接種のほか、写真撮影の場である階段と、食事中以外ではマスク着用を徹底するなど、感染予防対策をとって開催されているとのことですが、コロナ禍を経て、少しずつ通常に戻りつつあることを感じさせます。

K-POPアーティストや五輪メダリストも

このほか、K―POPの女性グループ「ブラックピンク」のロゼは、「サンローラン」のミニドレスで、モデルのキム・カーダシアンは、顔まで黒い布で覆った全身黒づくめのドレスで登場。東京五輪で銅メダルを獲得した女子サッカー・アメリカ代表で、同性愛者であることを公言しているミーガン・ラピノー選手は、星条旗の配色を思わせるシャツとパンツスーツ姿で、手には「IN GAY WE TRUST(我々はゲイを信じる)」と書かれたクラッチバッグを手にしていました。参加者らが、それぞれに解釈したアメリカをまといました。

メットガラに登場したBLAKPINKのロゼ
「ブラックピンク」のロゼ(AP)

今回は、初めてメットガラの模様がSNSでライブ中継されました。日本でも早朝にもかかわらず、ツイッターやインスタグラムで、「エネルギーにあふれてる元気な人をいっぱい見るのが好き」「眼福すぎる」などと、セレブたちの独創的な装いについて投稿する人が相次ぎました。

 

コロナ禍が長く続き、セレブたちの露出も減っていましたが、画面越しでも伝わってくるメットガラの華やかなムードやエネルギーは、見る人に夢や元気を与えたようです。
(読売新聞メディア局 谷本陽子)

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