白石麻衣が乃木坂46で得た財産と卒業して「ようやく慣れた」こと

漂着者(テレビ朝日系)金曜午後11:15
新潟県の海岸に男(斎藤工)が流れ着く。男は記憶を失っていたが、行方不明の女児の居場所を予知したと、SNSで話題になり、ヘミングウェイと呼ばれ神格化されていく。一方、男の担当医が殺されるなど、不穏な事件も相次ぎ……。

秋元康企画・原作のドラマで、正体不明の男・ヘミングウェイの謎を追う新谷詠美を演じている。夜討ち朝駆けもこなし、真実を追い求める新聞記者。「度胸があって、踏み込むところには踏み込む。私から見ても、仕事ができるかっこいい女性だと思います」

衣装のジャケットを着ると自然と背筋が伸びる気がする。ただ、自分から積極的に行動する詠美は、自分とは正反対とか。「私は、ぐいぐいいくのが苦手。たたずまいや、普段使わない言葉が多いので、苦戦していて……」。取材を受けた雑誌のライターの動きを参考にしたり、新聞を買って読んだり。役作りは試行錯誤の連続だが、「自分に似ていないからこそ、振り切って、全く違った自分を見せたい」と熱が入る。

乃木坂46を卒業し女優として活躍する白石麻衣

アイドルグループの乃木坂46を卒業して10か月。「ようやく1人の楽屋に慣れました」と笑う。「自分と向き合える時間が増えたので、大事な時間を過ごせているなと感じています」。以前は人見知りで、思ったことを口にできない性格だったが、「人と話すことがすごく好きになりました。コミュニケーション力がついたかな」。9年間のグループ活動は大きな財産となった。

演じることは「楽しい」と何度も口にするほど、充実した日々。「まだお芝居の経験はそんなに多くないので、周りの俳優さんから勉強させてもらっています」。演技の世界は奥が深い。今回の役で、自分らしい芝居とは何かを模索しつつ、「王道の役が多かったので、今後も色んな役柄に挑戦できたら。サスペンスの怖い役や、コメディーのぶっ飛んだ役もやってみたいですね」。

探求心は尽きない。

記者になって取材したい人

Q 気分転換の方法は何ですか。

A 食べることが好きなので、最近は、スープをよく作ります。たっぷりの野菜を入れて、毎回その種類を変えるんです。好きな野菜はエリンギです。

Q 記者になって取材したい人は。

A オリンピック選手に取材をしたいです。東京五輪でメダルを取る様子を見ていて、私もすごくうれしかったです。中学3年間、ソフトボールをやっていたので、その選手や、女子バスケットボール選手に話を聞いてみたいです。

(文・読売新聞文化部 川床弥生 写真・奥西義和)

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白石 麻衣 (しらいし・まい)

1992年8月20日生まれ。群馬県出身。2011年に結成された乃木坂46の1期生で、20年10月にグループを卒業。映画「スマホを落としただけなのに とらわれの殺人鬼」や「あさひなぐ」などのほか、テレビやCMにも多数出演。

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