ペディキュアは好きなカラーで気分もキラリ 長持ちする塗り方のコツ

コロナ禍で帰省や外出を控える日々が続いていますが、家では夏のおしゃれを楽しみたい人も多いでしょう。おうち時間に自分でペディキュアをするにも、キレイに塗りたいですよね。ネイルケア専門店のネイリストに、塗り方のコツや長持ちする裏技を聞きました。

足がキレイに見えるペディキュアの色

「夏だからペディキュアをしたいけれど、セルフで足の爪を塗るのって難しい」「コロナで外出を控えているので、ジェルネイルではなく、家でできるセルフケアの商品がほしい」。ネイルケア専門のサロン「エムズネイル 恵比寿」(東京都渋谷区)には、このようなペディキュアの悩みを抱える女性たちが来店するそうです。

サロン代表の杉本舞美さんは、高いヒールや先端が細い靴で圧迫されるため、指や関節の黒ずみなど足にトラブルを抱える女性は少なくないと指摘します。「ペディキュアはレッドやイエローなどはっきりしたカラーを選ぶといいですね。あえてビビッドな色を塗ることで視線をネイルに向けられるので、足のくすみやしわが気にならなくなります」と、色の選び方をアドバイスします。

トレンドは「清潔感」「私らしく」

他人の目に触れやすいマニキュアと違って、思いきって派手なカラーにチャレンジしやすいのもペディキュアならでは。どんなサンダルや服にも合わせやすいレッド系は、血色が良く、肌がきれいに見えるため、流行に左右されない定番です。オレンジや黄色などのビタミンカラーは、夏らしく明るい印象になるそうです。

今夏は、くすみ系やパステル系、ベージュなどの落ち着いたカラーも「清潔感がある」と人気を集めています。杉本さんは、「コロナ禍でナチュラル指向、シンプル指向が強まっていることもあって、お客さまのリクエストは柄や装飾を付けないワンカラーがほとんど。年々シンプルになっている印象ですね」とトレンドを分析しています。最近は、流行を追いかけるより、“私らしさ”が重視されています。杉本さんは、「ペディキュアは足元だからこそ、人目を気にせず、自分の本当に好きな色を塗って気分を上げて」と話しています。

ネイリスト杉本舞美さんの写真
ネイリストの杉本舞美さん

長持ちさせる塗り方のコツ

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言などで、サロンへ行くのが難しくなり、付け替えなどで定期的にサロンに通う必要があるジェルネイルをやめる女性も少なくありません。

ジェルネイルと比べると、ペディキュアなどネイルカラーは、「色がはがれやすい」「色が長持ちしない」といった印象があります。「爪は伸びたら切ればいいし、色がはげたら塗り直せばいい。好きなときに自分でケアできるのがペディキュアのメリット」と、杉本さんは強調します。
杉本さんによると、ペディキュアをより長持ちさせる塗り方のポイントは四つ。

〈1〉 爪の形を整える
爪切りは、爪が軟らかくなっている入浴後がおすすめ。手の爪に比べ、足の爪は厚めなので、強引に切ろうとすると爪が割れてしまう可能性があります。ペディキュアを塗るのは、爪が完全に乾いてから。

〈2〉 脂・水分を除去し清潔にする
甘皮処理を行います。古い角質を整えないと、ネイルの持ちが悪くなります。次に、エタノール系の除菌剤をしみこませたコットンで、余分な脂や水分を拭き取り、清潔にします。脂や水分がついている状態で塗ると、ネイルがはがれやすくなってしまいます。

〈3〉 厚塗りは禁物
ベースを塗り、その後、カラーを2回重ねます。厚塗りはひび割れの原因となります。ハケの流れや、ハケ圧、ネイルカラーの量に注意して、でこぼこにならないように丁寧に塗ります。

〈4〉 トップコートは2週間に1度
トップコートを塗って、しっかり乾かす。外からの衝撃に強くなり、はがれにくくなります。海やキャンプなど、アウトドアに出かけるときは事前に塗り直すとよいでしょう。トップコートを塗り直すことで、色がはげてしまうのを防ぐことができます。頻度は2週間に1回程度。

ペディキュアで気分を上げるイメージ
はっきりした色は足を綺麗にみせてくれます

裏技のデザインチェンジ

ペディキュアは、1か月から1か月半、そのままで楽しめます。もし、伸びてきた爪が気になったり、カラーがはげてしまったりしたときは、その部分にラメを塗ってみてください。はがれたカラーと同じ色を重ねると、かえって塗り直しが目立ちます。全く違うカラーやラメを塗ることで、“継ぎ目”が見えなくなり、デザインチェンジも楽しむことができます。

「手の爪にマニキュアができない職業もあります。その点、ペディキュアなら仕事上の制約はほとんどありません。メイクやヘアスタイルは鏡で確認しなければ見えませんが、足の爪は、視線を落とせばいつでも見て楽しむことができます」と杉本さん。コロナで帰省や旅行を控えている人も、きれいに仕上げたペディキュアでリゾート気分を楽しんでみては。

(読売新聞メディア局編集部 渡辺友理)

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