水筒のパッキンにカビがはえていませんか? 洗い方のコツは

水分補給で夏場に出番が増える水筒。内部の汚れなどが気になるが、どのように手入れをしたらいいのか。洗い方のコツや使い方の注意点などを、象印マホービン(大阪)の美馬本紘子さんに聞いた。

毎回+洗浄剤につけ置き

水筒のタイプは様々で、細長いものなどは内部を洗うのを面倒に感じることもある。洗う頻度について、美馬本さんは「使うたびに毎回洗いましょう。その上で、数週間など一定の期間ごとにしっかり洗うという2段階でお手入れをすると清潔に保てます」と助言する。

使用後は、台所用の中性洗剤を軟らかいスポンジに含ませてやさしく洗う。ステンレス製の場合、塩素系漂白剤や金属製たわし、研磨材の付いたスポンジは、傷やサビの原因になるので避ける。「通常のスポンジで洗いにくい内側は、柄付きスポンジを使うと奥まで洗いやすいです」

一定期間ごとの手入れは、水筒にぬるま湯と専用の洗浄剤を入れ、蓋を開けたままつけ置き洗いをする。洗浄剤など水筒の手入れ専用グッズは、100円ショップやホームセンターの水筒売り場などで手に入る。

水気はカビの原因になるため、洗った後は十分乾燥させる。本体は栓を外した状態で上下逆さにして立てる。水切り用フックなどを利用してもよい。「食器洗い乾燥機は高温になるため、傷や変形などの原因になることがあり、使わないでください」

栓は分解、パッキン カビに注意

水筒の栓には様々な形状があり、直接口をつけるタイプ、栓にペットボトルのような飲み口やストローが付いたタイプなどがある。「口をつける部分なので、使用後は毎日、洗うことが大切です」

栓に設けられた飲み口には様々なタイプがある

栓の手入れは分解して行うのが基本。「メーカーや商品ごとにパーツが異なるため、取扱説明書を読んで分解方法を確認してください」

特に、隙間をカバーするパッキンは汚れやすく、カビも発生しやすいので丁寧に洗いたい。分解した際に紛失しないよう、栓とパッキンが一体になった商品もある。

パーツの溝などは細部に適したブラシで洗う

分解したパーツには細かい溝などがあるため、隙間用ブラシなどを使う。ボウルにぬるま湯と専用洗浄剤を入れ、つけ置き洗いをしてもいい。

栓を分解したパーツは専用洗浄剤でつけ置き洗いをしてもいい

日頃の使い方にも気をつけたい。お茶やコーヒーは色やにおいがつきやすく、複数の水筒を持っているなら飲料ごとに使い分けるのも手だ。水筒によっては向かない飲料もあり、「内部にサビが発生する恐れがあるため、ステンレス製の水筒では塩分を含んだスポーツ飲料やみそ汁を入れるのは避けてください」。スポーツ飲料に対応したタイプも市販されている。

美馬本さんは「こまめに手入れをしてもらえば衛生的に長く使えます」と話す。

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