東京五輪、日本やスウェーデンの公式ウェアはどこのブランド?

東京五輪では、各国選手団が着用する公式ウェアやユニホームにも注目したい。ファッションブランドやデザイナーにとっても五輪は晴れの舞台。機能的で洗練されたデザインには、選手への熱いエールも込められている。

伝統の赤と白、「金」願うボタン

日本選手団が着用する公式服装は今回初めて五輪、パラリンピックともに同じデザインとなった。「共生社会の象徴」という意味が込められている。公募で選ばれた紳士服大手の「AOKI」(横浜市)が、入場行進で着用する「開会式服」と、結団式などで使用されブレザーとネクタイが必須の「式典服」を作った。

「ニッポンをまとう」をコンセプトに掲げ、生地も縫製も全て国内で仕上げた。執行役員で商品戦略企画室の本田茂喜さんは、公式服装の製作について「独特の使命感と緊張感、AOKIにとっての大きな挑戦がある」とする。

伝統の赤と白を基調にした開会式服(読売新聞・大原一郎撮影)

開会式服は、白いジャケットに赤いパンツやキュロット。上が赤、下が白だった1964年の東京五輪の公式服装と上下の色を逆にし、伝統の「赤と白」を継承した。ジャケットには、日本伝統の文様で縁起の良い柄とされる「工字 つな ぎ」が施され、ボタンにはメダルへ願いを込めて金色で「JAPAN」などの文字が刻まれた。式典服は、光沢のある紺のジャケットに白のパンツとキュロット。赤を基調にしたネクタイとスカーフには和柄があしらわれている。

本田さんは「日本代表選手団が輝いて活躍していただけるようベストを尽くして応援します」としている。

ラルフ・ローレン、ユニクロも

海外でも、国を代表するブランドやデザイナーが起用されるケースが目立つ。

米国選手団の服を担当したのはラルフ・ローレンだ。開会式用はクラシックな装いを基調としたネイビーのブレザーとデニムパンツ。

イタリアは、ジョルジオ・アルマーニさんが表彰式の服などをデザインした。国旗の色を配した意匠が特徴だ。フランスは、ラコステが表彰式や選手村などで着る服を手がけた。

一方、スウェーデン選手団が表彰式に着る服などを製作したのは、日本のユニクロだ。スウェーデン五輪委員会CEOのピーター・レイネボさんは「機能と快適さを追求したユニクロの服を着て選手たちが最高のパフォーマンスをしてくれると確信している」とコメントしている。

(読売新聞生活部 福島憲佑、山村翠)

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