人は人に一番関心があると実感する「永遠の人物画展」

写実絵画で知られる「ホキ美術館」(千葉市)で、人物画に焦点を当てた展覧会が開かれています。もともと所蔵が多い人物画から厳選した22作家の約70点で、作家の個性と究極の技術を堪能できます。

河野桂一郎 Annabell 2018 第1回プラチナ大賞受賞作
河野桂一郎 Annabell 2018 第1回プラチナ大賞受賞作

 ホキ美術館が2018 年に開催した「第1回プラチナ大賞」で大賞を受賞した作品。愛らしい少女の面持ちにホッとします。

島村信之 日差し
島村信之 日差し

光や肌の繊細な表現に驚かされます。

森本草介-《未来》-2011年
森本草介-《未来》-2011年

 ホキ美術館の代名詞ともいうべき作家の代表作。

小尾修「止まり木」 2021
小尾修「止まり木」 2021

 展覧会場の冒頭に置かれた新作。緊張感のある構図、足先や指先の力感に目を奪われます。ウェブで発信すると外国のファンのアクセスが目立つそうです。

人の顔をまじまじと見る機会がめっきり減ったこの1年余。やはり人は人に一番関心があるのだ、と実感する力作がそろっています。素顔、そして生身の体が放つ迫力にワクワクする展覧会です。

(読売新聞東京本社事業局美術展ナビ編集班 岡部匡志)

STORIES 永遠の人物画展

会場 ホキ美術館(千葉市緑区あすみが丘東3-15)
会期 5月21日(金)~11月7日(日)
開館時間 午前10時~午後5時30分(入館は午後5時まで)
休館日 火曜(火曜日が祝日の場合は翌日。8月17日は開館、25日は休館)
入館料 一般1830円、高・大生・65歳以上1320円、中学生910円

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