好きな男性に宅飲みに誘われショック…断ったら関係は終わり?

「片思い中の男性から宅飲みに誘われてショック」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんには、毎日のように連絡を取り合っている好きな上司がいるそうです。連絡の頻度が高くなり、「もしかしたら彼も私のこと気に入ってくれているかも」と思っていた矢先、彼からトピ主さんの家で飲もうと連絡があり、「彼の好意は下心だったんだと悲しくなってしまった」とのこと。今後の対応について相談をしています。

求めているのは正式な交際相手? それとも彼自身?

彼はやはり下心で宅飲みに誘っているのか、下心だった場合、もし断れば“好きでもないやれない女”だから、もう連絡もこないのか……と問いかけているトピ主さん。「どうせ付き合えないなら、軽い女と思われても思い出で諦める覚悟で誘いを受け入れるか」、それとも「誘いを断り面白みのない女として終わるか」で迷っている、という記述も見られます。

「付き合えないなら、思い出として誘いを受ける」という発想から、トピ主さんは彼を自分より“格上”の存在のように感じているのかな、という印象を受けました。憧れの人をすてきだと思うのは当然ですが、対等な目線を持てず、「納得のいかない扱いでも受け入れるしかない」と思ってしまうような関係ならば、正式な恋人になれる可能性はかなり低くなってしまうように思います。

トピ主さんがもし今、「本気の好意を持ちあえる相手との正式な交際」を望んでいるのであれば、そうでない関係は要らない、という強い決心が必要です。つまり、彼が宅飲みを断った程度で連絡がなくなるような相手なのであれば、「この人は自分の相手ではない」と諦める、ということです。

いや、私の求めているものは交際相手ではなく、この彼なんだ……ということであれば、彼との縁を繋ぐことを優先する、という選択も自己判断としてはあるのかと思いますが、まずは少し冷静になって「自分が今、何を求めているのか」を考えてみることを勧めます。

相手の提案に納得がいかないなら、「交渉」してみよう

「下心で誘ってきたのかどうか」は彼以外に分かり得ないことですし、彼本人でさえも明確には自覚していないかもしれません。好意と欲望が直結している人もいますし、本命の相手に積極的にアプローチできる人もいれば、本命の相手ほど慎重になってアプローチできない人もいます。彼がどういうタイプなのかを見極める必要があるでしょう。彼は仕事ではとても真面目で部内の成績も一番だけれど、「女性関係はだらしない」という噂があるとか。その噂が本当なのであれば、女性に慣れているタイプではありそうですね。

「二人きりで宅飲みをする」というのは、トピ主さんにとって嬉しい提案ではなかったものの、それでも断るのを迷っているのは、「これで連絡が途切れたら嫌だ」という思いがあるからなのですよね。ということは、トピ主さんの本音は「現時点で家には呼びたくない。でも連絡は続けたい」ということになります。

その二つの意思を、彼に上手に伝えてみてはいかがでしょうか。「家は厳しいのですが、一緒に行きたい店があるんです〜」などと提案してみるのは一案です。訪問を断る理由は、何でも構いません。「関係の浅い人が家に来るのが嫌」というのは、家主として当然の主張ですし、女性の一人暮らしなのだから慎重になって当然、というスタンスで返事をすればいいと思います。

あるいは「そしたら〇〇さんたちも呼んで、ホームパーティーにしましょう!」などと、別の形を提案してみる方法もあります。いずれにせよ、交際前の男性が一人で家に来るのはNO、でも連絡を続けていきたい思いはある……ということを、柔らかく、かつ丁寧に伝えてみてはいかがでしょうか。

相手主体にならないことが、幸せな関係を得る秘訣

大手小町「恋活小町」コラムのイメージ画像

上記の提案に彼がどう反応するかは未知数ですが、自分や自分の気持ちを大切にしたいと思うならば、「宅飲みを断ったくらいで連絡が来なくなる相手なら、縁がなかったと諦めよう」と決めておくのが最善かと思います。「軽い女と思われても思い出にする覚悟で誘いを受ける」のもトピ主さんの自由ではありますが、その想像どおりになった場合、毎日職場で顔を合わせるのは、かなり負担になるのではないかと想像します。

同じ行動でも自分主体で捉えるか、相手主体で捉えるかで、感じ方や結果は異なる、ということも心得ておくといいでしょう。「軽い女と思われても」「面白みのない女として終わるか」との記述を見るに、今は完全に彼主体になっているようですが、「彼にどう思われるか」をいったん、手放してみませんか? 仮に宅飲みの誘いを受けるにしても、「『私が』彼との恋愛を楽しみたいからOKしよう」と思うのか、「連絡が来なくなるのが嫌だし、『彼が』そう望むなら応じるしかない」と思うかで、その後の展開は変わってくるでしょう。

もしも「真剣に彼が好きだから、曖昧な関係になると傷つきそうだ」という予感があるならば、老婆心ながら、どうぞ自分自身を大切にする選択を。優しさや気遣いが必要な場面もありますが、不快に感じた誘いにYESということは、それに該当しません。大前提として「自分を大切にすること・自分を軽んじないこと」は、幸せな恋愛をするために不可欠の姿勢です。「自分がこうしたいから、こうする」という結論が出るといいですね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「片思い中の男性から宅飲みに誘われてショック」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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