容姿が悪く、10年間実らない婚活。でもどうしても結婚したい!

「モテなすぎるけど結婚したい。」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。36歳のトピ主さんは10年間、婚活をしています。「見た目は正直悪い」とのことで、肌荒れを直して、やせ形の体形を保ち、TPOに合ったファッションを工夫するなど、いろいろ頑張ってきましたが、結果につながっていないとのこと。「私でも好きになってもらう方法はありますか」と問いかけています。

容姿だけが理由なのか、改めて見直してみよう

投稿には、容姿に関するエピソードがつづられています。友人に「整形も視野に入れたほうが幸せになれるのでは?」と言われたけれど、両親に猛反対された。マッチングアプリでは、自分の写真だと「いいね」が来ないが、飼い猫の写真に替えたら、たくさん来た。エステや皮膚科に通い、ランニングなども続けていて、非常に努力していることもよく伝わってきました。

恋愛に関しては、男性と初デートまでは進むものの、その後、連絡が全く来ない。待ち合わせ場所に現れないことが多い……とのことですが、アプリはそもそも無責任な付き合いを望む人も登録していますし、トピ主さんに理由があるとは限りません。容姿を知らない相手とのデートばかりをしているわけではないようですし、2回目のデートにつながらないのは、本当に容姿“だけ”が理由なのだろうかという点は、検証してみる必要がありそうです。

見た目に意識が向きすぎて、コミュニケーションの部分、たとえば笑顔で会話を楽しむとか、相手に興味を持つといったことがおろそかになっているのかもしれません。「自分はアリだと思われているだろうか」とばかり考えてしまい、デートの時間を楽しめていないために、相手も「楽しかったな。また会いたい」となりにくいのかも。一緒にいて面白い、明るい気持ちになる、癒やされる、自信が湧く……そんな気分にさせてくれる人は、友達付き合いと同様、恋愛でも好かれやすいです。

それに、冷静に世の中を見渡してみれば、いろいろな容姿の人が結婚している、という事実に気づけるはず。異性に感じる美しさ・かわいさの基準は、意外と幅広いですし、見た目はタイプではなくても、内面の魅力にほれ込んで結婚したという人も、決して少数ではありません。「出会えないのは、容姿が悪いから」という思い込みを捨てて、「一緒にいて楽しい人になること」に意欲や努力を費やしてみると、変化が起きてくるように感じました。努力家のトピ主さんなら、きっとできると思います。

趣味は、婚活とは別枠で楽しんだほうが有意義かも

投稿には、子どもの頃から好きだった「ミニ四駆」の趣味サークル(男性が多い)に入ったものの、皆よそよそしく、打ち上げにも呼ばれない……という記述も。サークルなどで生まれる恋愛は、基本的にまず“友達関係ありき”という点は覚えておきましょう。長期間にわたって一緒に楽しんでいるうちに、ひかれ合っていたというパターンです。

しかし、婚活目的でサークルに参加した場合、そのように“人と人”として付き合う時間を悠長には待てないはず。純粋に趣味を楽しみたくて参加している人と、婚活のために参加している人では、どうしてもタイムラグが起きてしまいます。加えて、恋愛を目的としていない場所で、恋愛目線でばかり異性を見ていれば、言葉は悪いですが“物色している”ような態度になり、警戒心を持たれてしまわないとも限りません。

趣味のサークルは、「純粋に好きなことをしよう。偶然そういう相手がいたらラッキーだけど」「婚活のストレス解消に楽しもう!」くらいに考えて、あくまで主戦場は、結婚目的の出会いの場にしておくのがベターなように思います。「婚活だけの毎日もつまらないし、純粋に楽しめる場所や時間を持とう」などと、あくまで婚活と別枠で考えてみてもいいかもしれませんね。

容姿より武器になることも。「コミュニケーションスキル」を磨こう

大手小町「恋活小町」のイメージ画像

サークルの打ち上げにも呼ばれないという記述がありますが、そのような受け身の姿勢にならず、周りの異性にはぜひ友人感覚で、自分からどんどん関わりを持っていきましょう。コミュニケーションの練習だと思えば、意欲も湧くのではないでしょうか。 

文章でのコミュニケーション力も、武器になると思います。トピ主さんの投稿は、簡潔で無駄がなく、伝わりやすい文章だと感じました。もし苦手ではなければ、自分が面白いと思うこと、好きなこと、気になることなどを、SNSやブログなどで発信してみてはいかがでしょうか。異性と知り合ったとき、自己紹介代わりになりますし、それを見た人に「この人、面白そうだな。話してみたいな」と思われれば、トピ主さんの婚活での武器がひとつ増えることになります。加えて、何かを発信しようとすれば、積極的に情報のインプットを行うようになるので、自然に話題が豊富になることも期待できます。

コミュニケーションはスキルですので、本気になれば必ず磨いていけます。そのための指南書や動画なども山のようにありますし、「異性と話すのが上手になって損はないしね!」などと楽しみながら、今までとは違う方向での努力にトライしてみることを勧めます。「見た目はできるかぎり磨いたから、次は中身だ〜!」なんて考えてみるといいかもしれませんね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「モテなすぎるけど結婚したい。」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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